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データストレージEXPOで、TDKが4層BD-Rディスクを展示
-併設展でデジタル家電向け組込みシステムの展示も


会期:6月29日~7月1日

会場:東京ビックサイト


 第7回データストレージEXPOが6月29日より開幕した。第8回組込みシステム開発技術展、第14回ソフトウエア開発環境展、第10回データウェアハウス&CRM EXPO、第2回 情報セキュリティEXPOも併設されており、会期は7月1日まで。

 入場料は5,000円で、事前登録の招待券(発送済み)があれば入場無料となる。各イベントの入場者は併設イベントにも参加できる。


■ TDKは4層/100GBのBD-Rディスクを出展

4層/100GBのBD-Rディスク

 データストレージEXPOのTDKブースでは、4層のBD-Rディスクが展示されている。同社のDVD、Blu-ray Disc向けのハードコート技術の「DURABIS」とともに、Blu-rayの拡張性の高さをアピールしている。

 4層BD-Rに関しては、Blu-ray Disc Assosiacionでの規格化作業などは始まっておらず、最終的な製品仕様ではないが、「研究レベルでは4層ディスクが実現できている」という。転送速度は2倍速の72Mbpsを実現している。

 また、あわせて1層/25GBのBD-R/RE、2層50GBのBD-R/REディスクも出展し、DURABIS 2コートによる、指紋汚れやキズへの耐性をアピール。パイオニア製のベアディスク(カートリッジ無しディスク)対応BD-R/REドライブも参考出品されている。

参考出品されたBD-R/REディスク パイオニアのBD-R/REドライブ TDKのBlu-ray Discロードマップ


■ デジタル家電向けの展示も目立つ

 また、併設の第8回組込みシステム開発技術展では、ポータブルメディアプレーヤー用のリファレンスデザインや、デジタル放送向けのブラウザなどのデジタル家電関連の基幹デバイス、ソフトなどが展示されている。

マクニカのポータブルメディアプレーヤー用リファレンスデザイン「MARBO-3」。640×480ドットの4型液晶と20GB HDDを搭載し、ADI製のBlackfin DSPを内蔵。MPEG-4(最大720×480ドット)やH.264(最大640×480ドット)の録画/再生が可能。メーカーの希望により、WMVやMPEG-2の録画/再生機能も追加できるという。ビデオ出力やオーディオ出力、SD/CFインターフェイスも搭載。サンプル価格は30万円 PhilipsのMediaBoxリファレンスボード「PNX0190」。3.5インチ液晶と20GB HDDを搭載。MEPG-2/4、DivX、H.264のデコード機能も搭載。720pまでのテレビ出力機能も備えている。DLNAにも対応する PhilipsのHDMIレシーバーデモ。中央のボードがテレビ用のHDMIレシーバーとなる
ACCESSの「NetFront BML Viewer Wireless Edition」。1セグ放送の携帯電話向けCプロファイルデータ放送規格に対応。パソコン上でBMLコンテンツ確認が行なえる ACCESSの「NetFront DTV Content Viewer」。HTMLで作成されたデジタルテレビ向けコンテンツをPC上で確認できるコンテンツ制作者向けのチェックツール。7月下旬からACCESSのサイトで配布される

□データストレージ EXPOのホームページ
http://web.reedexpo.co.jp/DS/
□組込みシステム開発技術展のホームページ
http://www.esec.jp/

(2005年6月30日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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