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ランドポート株式会社は、耐久性や反射率などを向上させた6倍速記録対応のDVD-Rメディア「森メディア」を7月7日に発売する。なお、CPRMには対応していない。 価格はオープンプライスで、直販サイトでの価格は、ケース入り10枚パックが4,800円(1枚あたり480円)、125枚入りバルクが22,500円(同180円)、500枚入りバルクが85,000円(同170円)。発売当初は直販のみとなっているが、今後は量販店などでの販売も予定している。
同社では、メディアメーカーの商品開発やテストなどにも関わってきた理学博士、森康裕氏が、「メーカー主導では変わらない現状のDVDメディアに不満を持ち、納得のいく高品質なメディアを製造するために多くの課題に挑戦し、妥協のないメディアを製造することになった」としている。森氏が設計を行ない、同社と共同で製品化した。森康裕氏は、「CD-Rマル秘上級テクニック」(インプレス)、「CD-R/RW活用とメディア選び―ホントの話!」(インプレス)、「DVD/CD-Rパーフェクトデータ―焼きミスよさようなら!!」(三才ブックス)などの書籍も執筆している。 パイオニア、NECの最新ドライブに合わせこみを行なったため、特に両社のドライブでの6倍速記録で高品質な記録が可能。パイオニア製「DVR-A05-J」などの4倍速ドライブと4倍速対応メディアでの記録品質よりもよい結果を得られるとしている。推奨速度は4/6/8倍速。パイオニア製「DVR-A03-J」での2倍速記録にも対応する。 両面リブを採用したことにより、高速記録時の安定性や、耐久性を向上。また、張り合わせる基板の成型時間を同一にすることで反りをなくし、冷却をゆっくり行なうことで複屈折を抑えている。
反射率の高い特殊な反射材の採用により、家庭用レコーダでの追記記録なども安定し、プレーヤーとの相性も良いという。森メディア専用のスタンパを使用していることに加え、少量ロットを製造し、その中からベストショットが選別して出荷される。 レーベル面はメタリックのプリンタブルで、家庭用インクジェットプリンタにも対応する。2層構造の「3Dメタリックプリント技術」で傷や汚れに強く、文字は立体的に、画像は柔らかい印象で印刷されるという。 10枚パックに付属のケースは、業務用で採用されている厚さ12mmの頑丈なプラケースを使用し、ディスクにかかる負担を軽減。静電気を防ぐ技術も採用されており、メディアへのホコリの付着を防いている。 また、バルクのシュリンクパックは、メディアに負荷をかけないオリジナル梱包となっている。
□ランドポートのホームページ (2005年7月5日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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