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エヌエイチジェイ株式会社は7日、製品戦略説明会を開催し、v@mp「c@ndi」やBluetooth対応の「VHD-5500」などのオーディオプレーヤーの新製品が紹介されたほか、デジタルカメラ「DZ-520」が発表された。 同社の戦略については、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とライセンス契約を結び、今秋よりディズニーのキャラクタをモチーフにしたオーディオプレーヤーや、デジタルカメラなどを発売することが明らかになった。 「ライセンスの具体的な内容については明らかにできない」としているが、販売時期は9月から10月を予定しており、第1弾はデジタルオーディオプレーヤーとなる見込み。 ライセンスは、同社のデジタルAV機器関連製品を対象とし、特定のキャラクターだけでなく、ディズニーキャラクター全般の利用権を持つという。「独占という表現は言いにくいが、現実的にそのような形になるかと思う(宇多田浩取締役)」とした。
製品の販売は日本国内に限定されるが、デジタルAV機器全般でキャラクタライセンス製品を発売する予定。「1、2アイテムだけではなく、かなりのカテゴリで多くのデザインの製品を発売する予定。年度販売台数としては、オーディオで10万~20万台、デジカメはその1.5倍程度を見込んでいる」としている。 さらに、ハードウェアだけでなく、コンテンツでの提携関係も結んでおり、NHJ MUSIC STOREで現在行なっている音楽配信事業に加え、ビデオコンテンツの配信なども検討していく予定。
会場には、同社製品のイメージキャラクターに起用されたダンスグループの「Bugs Under Groove」も登場。ディズニーとの提携とあわせて、「ファッション性の高いイメージや、ファミリー層へのアピールなどで、幅広い層にブランド認知を図りたい」と説明した。 将来の製品計画としては、「ビデオの再生ができるPMP(ポータブルメディアプレーヤー)は、まだ競争相手が少ない。近々、皆さんが驚くような製品をご案内できると思う(商品開発部 藤岡淳一総括部長)」としている。
会場には、今夏以降に発売予定の新製品も展示された。オーディオプレーヤー関連では、小型のMP3/WMAプレーヤーの「v@mp VX400」と「v@mp VX300」の2モデルを参考展示。 VX400は首掛け型、VX300はオーソドックスなデザインのオーディオプレーヤーで、デザイン以外の仕様は共通。有機ELディスプレイを搭載し、FMラジオやMP3ダイレクトエンコード機能やボイスレコード機能などを搭載する。512MBモデルと1GBモデルをラインナップ予定で、価格は未定だが、「1GBモデルで2万円程度を目指したい」という。 また、2.5型HDD搭載のフォトストレージ「PV103」や新型のデジタルカメラなども参考出展された。詳細についてはデジカメWatchでレポートしている。
□NHJのホームページ (2005年7月7日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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