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三洋、音楽再生対応のminiSDスロット付きボイスレコーダ
-最長35時間30分のステレオ録音が可能


8月21日発売

標準価格:オープンプライス


 三洋電機株式会社は、ボイスレコーダ「DIPLY TALK(ディプリトーク)」シリーズの新モデルとして、音楽再生も可能な「ICR-S310RM」を8月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,000円前後の見込み。カラーリングはシルバーのみとなっている。

 512MBのフラッシュメモリを搭載したボイスレコーダ。miniSDカードスロットも備えており、カードを増設することでメモリ容量が増やせる。

 ステレオマイクを内蔵しており、録音フォーマットはMP3。録音モードはXHQ/SHQ、HQ、SP、LPを用意。各モードの録音周波数やビットレートは下表の通り。なお、最大録音時間は内蔵メモリに256MBのminiSDカードを加えた場合の時間だが、その場合、内蔵メモリとminiSDカードに連続して録音することはできない。

モード 仕様 最大録音時間
(512MB+256MB miniSD)
LP 40Hz~3.5kHz/16kHz/16kbps/モノラル 約71時間
SP 40Hz~3.5kHz/11.025kHz/32kbps/ステレオ 約35時間30分
HQ 40Hz~7.5kHz/22.05kHz/64kbps/ステレオ 約17時間40分
XHQ/SHQ 40Hz~15kHz/44.1kHz/128kbps/ステレオ 約8時間50分

 MP3フォーマットながら、録音済み音声の早聞き、遅聞き機能を搭載。早聞きは約20%、遅聞きは約25%の再生速度変更が行なえる。また、MP3だけでなく、PCから転送したWMAフォーマットのファイルでも同様の再生速度変更に対応。さらに、録音中にマーキングを行なうと、その部分からの再生頭出しが可能なインデックス機能も利用できる。

 また、MP3/WMAフォーマットの再生に対応し、ポータブルオーディオプレーヤーとしても利用可能。再生可能なビットレートはMP3が16~192kbps、WMAが32~160kbpsとなっている。

 PCとの連携はUSB 2.0を使用。本体にUSB端子を直付けしているため、別途ケーブルなどを使わずにPCに接続できる。また、端子部は270度回転可能で、PC側のUSB端子が縦の場合でも無理のない接続が行なえる。

 USBストレージクラスに対応しており、専用ソフトなどを使わずに録音した音声ファイルの転送や、音楽ファイルの転送が可能。ほかにも、ファイル分割機能やタイマー録音/再生、レジューム再生機能、プリセットイコライザ、BASS設定、ヘッドフォンを利用する録音モニター機能なども備えている。

 マイクは内蔵のステレオマイクに加え、ステレオミニのマイク入力も用意。プラグインパワーに対応した外部マイクも利用できる。また、ヘッドフォン端子やスピーカーも内蔵している。電源は単4電池2本。SPモード利用時の連続録音時間は約36時間、再生は約34時間。外形寸法は約38×22.4×118mm(幅×奥行き×高さ)。電池を含む重量は約85g。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0507news-j/0708-1.html

(2005年7月8日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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