カノープス、USBキャプチャユニットのハイエンドモデル －コンポーネント入力を備え、単体チューナとしても動作

8月上旬発売 標準価格：オープンプライス

　ハードウェアMPEG-2エンコーダとチューナを内蔵したキャプチャユニット。「ハイエンドユーザー向け」と位置付けられており、チューナにはソニー製のスプリットキャリアチューナを採用。ゴーストリデューサを備えるほか、3次元Y/C分離回路と3Dノイズリダクションも搭載。排他利用でどちらかの機能が使用できる。受信可能な放送はVHF/UHF/CATV。

　USB 2.0端子を備えており、キャプチャなどはPCと接続して行なう。また、PCと繋がずに、単体のチューナユニットとしても利用でき、コンポジット出力を1系統備えている。ただし、PC本体でチューナを利用している時には出力できない。

　キャプチャやユニットのコントロールには、同社のテレビキャプチャカードなどに付属している「FEATHER2005 V2」を利用。解像度720×480/640×480ドット、最大15Mbpsで、MPEG-2形式のキャプチャが行なえる。

　iEPGを使った予約録画が行なえるほか、ネットワーク経由での映像共有や簡易編集、DVDビデオの作成も行なえる。また、ネットワーククライアント用のライセンスも1個付属している。

　入力端子としてコンポーネント、S映像、コンポジット、アナログ音声(RCA)を1系統装備。筐体はマットブラックのスチールケースを使用。スチール加工したインシュレータも装備している。フロントパネルに状態を表示する液晶ディスプレイを備えるほか、操作ボタンも用意。音声やチャンネル操作が行なえる。外形寸法は184×205×50mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.2kg。

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2005/dvr777u.htm

(2005年7月13日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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