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DNP、プロジェクタ用スクリーン事業を開始
-従来の約10倍の明るさを実現。「液晶やPDPと同等」


7月20日発表


 大日本印刷株式会社(DNP)は20日、2005年上半期よりフロントプロジェクタ用のスクリーン事業を開始したと発表した。製品の発売時期は9月としている。

 スクリーンは最大120型まで対応し、市販のマットスクリーンに比べ約5倍の明るさで映像表示が可能。さらに、プロジェクタとスクリーンの位置を最適に設定すれば約10倍の明るさでの表示も可能で、「液晶やプラズマと同等の映像を表示できる」としている。

 用途はホームシアター以外に会議室や学校、美術館などを想定。同時期には、企業のショールームやイベント会場などに向けた透明型のスクリーン「Crystal Illusion Screen(クリスタル・イリュージョン・スクリーン)」を発売し、両製品を合わせた売上目標は平成19年度で150億円としている。

 システム販売のほか、スクリーンメーカーへの部材販売も計画しており、同社の子会社であるDNP Denmark A/Sとともに、日本や欧米、アジアなどでの販売を行なう。


□DNPのホームページ
http://www.dnp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2005/050720.html

(2005年7月21日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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