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日本ビクター株式会社は、HDD/DVD/VHSを搭載した3in1レコーダ2モデルを8月上旬より順次発売する。同社のレコーダ「快録ルパン」の新モデルで、400GB HDD搭載の「DR-MX50」が8月上旬より、250GB HDD搭載の「DR-MX10」が8月中旬より発売される。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格はMX50が13万円前後、MX10が10万円前後の見込み。
HDDとVHS、DVDマルチドライブを搭載した3in1レコーダ。DVDはDVD-R/RW/RAMの書き込みに対応するほか、DVD-R/RWのVRモード記録にも対応する。また、DVD+R/RWの再生も可能。カートリッジタイプのDVD-RAMには対応しない。 2モデルの違いはHDD容量とボディカラーに加え、MX50ではBSアナログチューナを搭載するほか、S-VHSの解像度を保ったままDVD/HDDへのダビングが行なえる。チューナは地上アナログ2系統だが、HDDとDVDへの同時録画はできず、DVDとVHS、HDDとVHSへの同時録画に対応する。録画モードはXP/SP/LP/EPと、63ステップの画質設定が可能なマニュアルモード「FR60~FR480」を用意する。 記録時のノイズを低減する「スーパーMPEG-2エンコードプリプロセッサー」や、再生時のブロックノイズやモスキートノイズを低減する「スーパーMPEG-2ポストプロセッサー」を搭載し、録画/再生時の画質を向上。ビデオDACは10bit/54MHz、オーディオDACは24bit/192kHz。 HDD/VHSからDVDへのダビング時には、最大64倍速の高速ダビング(8倍速DVD-R/FR480モード)が可能なほか、「インテリジェント2パスエンコード」により、最適なビットレート配分を行ない、高画質でDVD保存が可能。またワンボタンでVHSテープの録画時間を計測し、DVDディスクの容量にあわせた画質モードを選択、ダビングを行なう「VHSぴったりダビング」も備えている。 EPGはG-GUIDEを採用し、「スポーツ延長機能」や、「最終回自動録画取り消し機能」、「重複お知らせ機能」、キーワード検索機能の「番組お知らせ機能」、毎週予約番組の放送時間変更を追従して録画する「番組自動追跡録画」などに対応。予約番組数は最大32番組/年。 ハイブリッドモデルの「DR-MH300」と同様に、録画した番組をタイトル別にグループ化する「自動グループ化」機能も装備(HDDのみ)。外部デジタルチューナの予約機能と連携し、外部入力を検出して録画予約を行なう「デジタルリンク予約」も備えている。 録画番組をシーンを360倍速で探せる「ジェットサーチ機能」や、電源投入時に、受信チャンネル番組をHDDに最大3時間まで自動録画し、さかのぼって視聴できる「さかのぼり録画」も備えている。 出力端子は、D2×1、S映像×1、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル×1。入力端子はS映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2。DV入力端子も備えている。HDMI出力は搭載しない。 消費電力はMX50が43W(待機時3.1W)、MX10が39W(3.1W)。外形寸法はともに435×384×96mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7kg(MX50)/6.9kg(MX10)。リモコンが付属し、ワンボタンで操作ナビを表示する「お助けガイド」機能も用意されている。 □ビクターのホームページ (2005年7月29日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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