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インテル株式会社は24日(現地時間)、PC向けエンタテインメントプラットフォーム「Viiv」(ヴィーブ)を発表した。 Viivは、PCで映画や音楽、ゲームといったエンタテインメントを楽しむためのブランド戦略。Windows Media Center Editionと同様に、リモコンでエンタテインメントコンテンツにアクセスできるという技術で、デュアルコアプロセッサやチップセット、有線/無線技術などの同社テクノロジを利用する。筐体は、デスクトップ型のほかに、DVDプレーヤーのようなAV家電風のデザインも採用する。Viivを搭載するPCは、2006年の第1四半期から各国のPCメーカーより発売される予定。 具体的には、Windows Media Center Editionとリモコンの連携により、音楽をダウンロードしたり、ゲームや映画を楽しんだりといったことが可能になる。また、「クイック・レジューム・テクノロジ」により、一度PCを起動した後は、ボタンを押すだけでPCの電源ON/OFFが行なえる。さらに、Viivテクノロジ搭載のPCは全て5.1chサラウンドシステムをサポートし、7.1chもオプションで設定できるようにするという。 また、オプションのTVチューナカードを使用してテレビのタイムシフト視聴が行なえるほか、HDDへの録画も可能。VODサービスにも対応する。 ネットワーク設定がリモコンで行なえるウィザードをソフトウェアに内蔵し、ポータブルプレーヤーやDVDプレーヤー、テレビなど多くの機器とネットワーク接続が可能。ファイル形式の変換機能も備える。また、コンテンツ共有のための仕様も策定している。 □インテルのホームページ (2005年8月25日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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