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ナショナルセミコンダクター、1チップビデオ変換デコーダ
-コンポーネント信号をRGBに高精度変換


8月30日発表


 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社は30日、コンポーネント信号をRGBに変換する「2:1マルチプレキシング(MUX)ビデオ・スイッチIC」を搭載した初のビデオデコーダ「LMH1251」を発表した。すでに出荷を開始し、サンプル価格は1,000個ロット時で450円となっている。パッケージは24ピンのTSSOP。

 LMH1251は、DVDプレーヤーやゲーム機などのコンポーネントビデオ信号を、PCディスプレイにRGB出力可能な1チップビデオデコーダ。

 信号変換は、カラースペース変換マトリックスを介してアナログ領域で行なうため、追加のデジタル処理チップなどが不要。ディスクリート部品やデジタルの製品に比べて高画質なデコードが可能で、システム全体のサイズや消費電力の低減も実現できるという。

 また、現行製品に比べビデオ変換精度も向上。RGBパスは400MHzの帯域幅を持ち、解像度1,600×1,200ドットの入力が可能。YPbPrビデオパスの帯域幅は70MHz。480i/480p/720p/1080i/1080pの解像度を感知する検出回路を搭載し、適切なカラースペース変換を行ない、RGBHVフォーマットで出力できる。

□ナショナル セミコンダクターのホームページ
http://www.national.com/JPN/
□ニュースリリース
http://www.national.com/JPN/news/item/0,4140,547,00.html

(2005年8月30日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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