ビクター、「サウンドリフター」搭載のDVD/ダブルMDコンポ －「3Dフォニック」や「αサウンド」も装備

スピーカーがシルバーのモデル(-S)

10月1日発売 標準価格：オープンプライス

　日本ビクター株式会社は、ミニコンポ「Lip Lap」シリーズの新モデルとして、DVD/CDプレーヤーとダブルMDデッキなどを搭載した「UX-WD700」を10月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は60,000円前後の見込み。カラーリングはスピーカーがシルバー(-S)と、木目(-M)の2モデルを用意する。メインユニットはシルバーで共通。

　DVD/CDプレーヤーとダブルMDデッキ、カセットデッキ、チューナを搭載するミニコンポ。DVDビデオのプログレッシブ出力をサポートし、独自の「デジタルダイレクトプログレッシブ回路」を搭載。5.1chサラウンドを2本のスピーカで再現するという「3Dフォニック」や、音を上方へ放出する「サウンドリフター」も備える。

　DVDプレーヤーはDVDビデオ、DVDオーディオ(2ch)、DVD-R/RWに加え、ビデオCDや音楽CD、CD-R/RWに記録されたMP3やWMA、JPEGの再生も可能。CPRM記録されたDVDもサポートする。

スピーカーが木目調のモデル(-M)

　MD部は、MDからMDへの2倍速録音に対応。CDからMDへは5倍速録音が可能。MDLPをサポートし、グループ録音/再生やタイトルサーチにも対応する。

　そのほか、やすらぎを感じる3つの音場効果を実現するという「αサウンド」も搭載。AHB PRO(アクティブ・ハイパー・バス・プロ)機能を備え、迫力のある重低音が再生できるという。

　アンプ部の出力は20W×2ch。スピーカーは3ウェイのバスレフ型で、12.5cm径のウーファと4cm径のミッドレンジ、1.5cm径のドーム型ツイータで構成する。

　映像出力端子はD2/S映像/コンポジットを各1系統、音声出力は光デジタルとヘッドフォン、サブウーファを各1系統備える。入力端子は光デジタルが1系統。また、前面にはポータブルプレーヤー接続用のステレオミニ入出力を各1系統用意する。

　外形寸法と重量は、メインユニットが185×363×170mm(幅×奥行き×高さ)、約6.4kg。スピーカー1本が144×200×240mm(同)、約2.3kg。15メーカーのテレビの主要操作が行なえるリモコンが付属する。

□ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2005/ux-wd700.html
□製品情報
http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/product/system/ux-wd700/index.html
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(2005年8月30日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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