オリコン、山野楽器など5社と音楽配信で提携 －CDショップのサイトからORICON STYLEへ誘導

8月31日発表

　提携を行なったのは、山野楽器(店舗数:34店)、玉光堂(29店)、JEUGIA(28店)、すみや(58店)、ヤマチク(16店)の計5社。なお、随時提携するショップは増える見込み。

　提携の内容は、各CDショップのサイト上に「楽曲ダウンロード」リンクを用意し、ORICON STYLEの販売ページへとユーザーを誘導。音楽配信の課金決済や配信はオリコンが行ない、売上げの一定利率分を各CDショップにオリコンが支払うというもの。

　また、ORICON STYLEのサイト上でも、ユーザーが音楽CDソフトの購入を希望した場合、提携するCDショップの中から購入先を選択できるようにし、各ショップのCD通販ページへ誘導。売上げがあった場合、CDショップがその中から一定料率分をオリコンへと支払う。

　音楽配信サービス、およびCDパッケージ販売への誘導は9月下旬から11月にかけて順次スタートする予定。

　オリコンでは今回の提携の利点について「来店する音楽ファンに対して、ショップは店頭で自社サイトで音楽ダウンロードサービスを行なうと告知でき、チラシなどを配布すれば効果的な販促策になる。顧客の求めるCDが店頭にない場合でも楽曲のダウンロードを促すことで、在庫状況に関わらず販売が行なえる」と説明している。

□ORICON STYLEのホームページ
http://www.oricon.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.oricon.jp/news/data/050831.pdf

(2005年8月31日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.