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ソニー、720pパネル採用「シネザ」の新モデル
-新技術とアイリス機構でコントラスト10,000:1


11月20日発売

標準価格:409,500円


 ソニーは、ホームシアター用プロジェクタ「シネザ」シリーズの新モデルとして、コントラスト比10,000:1を実現した「VPL-HS60」を11月20日に発売する。価格は409,500円。

 2004年12月に発売した「VPL-HS50」(オープンプライス/実売35万円前後)のバージョンアップモデルとなっており、搭載するパネルは720pの0.73型(1,280×720ドット)で前モデルと同じだが、新たに「ハイコントラストプレート」を導入。これは、パネルに固着させるプレートで、光漏れを最小限に抑えるという技術。

 また、シーンの明るさに連動して絞りを調整する「アドバンスト アイリス機構」も引き続き搭載しており、明るいシーンでは絞りを開き、暗いシーンでは絞りを閉じることで、コントラスト比を向上。ハイコントラストプレートと組み合わせることで、前モデルで1,000:1~6,000:1だったコントラスト比が、10,000:1へと大幅に向上している。

 レンズには、隅々までフォーカスの行き渡った描写が行なえるというARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズを採用。1.6倍の手動ズームレンズで、40~200型の投写に対応。垂直方向に±1画面、水平に±0.5画面のレンズシフトも可能で、レンズシフト使用時でも四隅の周辺フォーカス性能に優れるという。

 ほかにも、元映像の特定の色を選択し、その位置や範囲を細かく絞り込み、詳細な色設定が行なえるという「リアルカラープロセッシング」も利用できる。

 光源は135WのUHPランプを採用。輝度は800ルーメン。入力信号は480/60i、575/50i、480/60p、575/50p、720/60p、720/50p、1080/60i、1080/50i、1080/24PsFに対応する。

 入力端子はHDMI、コンポーネント、コンポジット、S映像、D-sub 15ピン(アナログRGB/コンポーネント兼用)を各1系統装備する。また、シアタールームのスクリーン開閉と連動できるトリガー端子も1系統備える。

 消費電力は195W。外形寸法は348×360×135mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約5.6kg。ファンノイズは23dB。リモコンなどが付属する。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200509/05-0906/
□関連記事
【2004年10月7日】ソニー、720pパネル/レンズシフト採用の液晶プロジェクタ
-シーン連動絞りでコントラスト比6,000:1を実現した新「シネザ」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041007/sony.htm

(2005年9月6日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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