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ヤマハ、中/小規模スタジオ向けモニタースピーカー
-サブーファも含む3モデル


HS50M(左)、HS80M(右)

10月発売

標準価格:「HS50M」26,250円
       「HS80M」47,250円
       「HS10W」63,000円


 ヤマハ株式会社は、ホームスタジオ向けのアクティブモニタースピーカーなど「HSシリーズ」3機種を10月に発売する。価格は5インチ径ウーファを搭載するモニタースピーカー「HS50M」が26,250円、ウーファが8インチ径の「HS80M」が47,250円、サブウーファの「HS10W」が63,000円。


■ HS50M/80M

HS50M

 HS50Mは5インチ径、HS80Mは8インチ径ウーファを搭載する2ウェイのバスレフ型のモニタースピーカー。それぞれ小/中規模ホームスタジオ向けとなっている。ウーファは白色コーン型、ツイータは3/4インチ(50M)、1インチ(80M)のドーム型を採用する。

 キャビネットへのウーファ固定は、リングとは別のネジで固定されており、振動を抑制。ツイータフレームは肉厚で、力学的にスムーズな形状により抵抗のロスを防ぎ、高音質化を図った。18mmの厚いバッフルボードを採用している。

 内蔵パワーアンプはバイアンプ駆動で、出力は50Mが70W(LF 45W/HF 25W)、80Mが120W(LF 75/HF 45W)。再生周波数帯域は50Mが55Hz~20kHz、80Mが42Hz~20kHz。クロスオーバー周波数はそれぞれ3/2kHz。

HS80M

 サラウンド環境でのセッティングに最適な設定が施されており、サブウーファとのセッティングではLOW CUTスイッチを80/100Hzで切り替え可能。初めてサラウンド制作を導入する場合に向けて、取扱説明書には推奨セッティングのガイダンスも記載されている。

 セッティングにより低音が強調されても、ニュートラルに補正できる「ROOM CONTROL」スイッチを搭載。また、音質補正スイッチとしてMID EQ(+2dB/0/-2dB)とHI TRIM(-2dB/0/+2dB)も備えている。

 外形寸法と重量は、50Mが165×222×268mm(幅×奥行き×高さ)、5.8kg。80Mが250×332×390mm(同)、11.3kg。



■ HS10W

HS10W

 8インチ径コーンを搭載するホームスタジオ向けのサブウーファ。HS50M/80Mとマッチングするよう設計されている。搭載アンプの出力は150W。音質調整用に、LOW CUT(ON/OFF、80~120Hz)、HIGH CUT(80~120Hz)とPHASE(NORMAL/REVERSE)のスイッチを用意する。

 入力はXLR、フォーン端子を搭載。出力はXLRのほかにEXT SUB OUTも備え、サブウーファの増設にも対応する。取扱説明書には推奨セッティングも記載。外形寸法は300×386×350mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.5kg。

 

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2005/05090801.html

(2005年9月9日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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