ルネサス、BD/HD DVD対応の3波長レーザーダイオードドライバ －1チップ化で実装面積や消費電力を削減

11月サンプル出荷開始 標準価格：1,500円

　株式会社ルネサステクノロジは、Blu-ray DiscやHD DVDなどの次世代光ディスクや、DVD、CDなどに対応する光ピックアップ用のレーザーダイオードドライバ「R2S35200NP」のサンプル出荷を11月より開始する。サンプル価格は1,500円。

　Blu-ray/HD DVD用ドライバで重要となるスルーレートは、波形補正機能の改良などで0.6nsを実現。従来品に比べ約25%改善している。また、DVD/CD用ドライバのスルーレートも1.1nsで、高精度で安定した書き込み性能を得られるという。

　3波長対応で1チップ化したレーザーダイオードドライバは業界初。1チップ化により、実装面積を約15%削減し、光ピックアップの小型化や低消費電力化を実現した。DVD-RAMにも対応する。また、ライトストラテジ機能も内蔵し、書き込み精度を向上している。

　BD/HD DVD利用時にはデータクロック15MHz～340MHz、最大電流出力450mAに対応。DVD/CD利用時ではデータクロック15～500MHz、最大電流出力850mAに対応する。

□ルネサステクノロジのホームページ
http://japan.renesas.com/homepage.jsp
□ニュースリリース
http://japan.renesas.com/fmwk.jsp?cnt=press_release20050921.htm&
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(2005年9月22日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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