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ドコモとau、「ワンセグ」受信対応携帯を発表
-地デジTVを2.5時間以上視聴可能


9月27日発表


 NTTドコモは27日、2006年4月1日より放送が開始される地上デジタルテレビ放送の、移動体向け1セグメント放送「ワンセグ」の受信に対応したFOMA端末「P901iTV」の開発を発表した。

 また、同日にはKDDIと沖縄セルラーもau向けのワンセグ対応携帯電話として、三洋電機製の「W33SA」の開発を発表した。どちらのモデルも発売日や価格は未定だが「ワンセグ放送が開始される2006年4月1日までには製品化を実現したい」としている。


■ P901iTV

P901iTV

 ワンセグ番組の映像、音声、データ放送の視聴や、データ放送からパケット通信を使ってWebサイトにアクセスする機能を搭載。また、地上アナログテレビ放送の受信にも対応している。

 メインディスプレイは2.5インチで、解像度は240×320ドット。0.9インチで96×25ドットのサブディスプレイも備えており、折り畳み式となっている。

 液晶表示部を回転させるとテレビが起動し、視聴中に端末のスタイルを変更するだけで縦/横の画面切り替えが可能。アンテナはホイップ式で、様々なスタイルで安定した受信が行なえるという。

 また、iアプリでEPG機能を実現。ほかにも、「おサイフケータイ」機能も備えている。連続視聴時間はデジタル放送の場合2.5時間以上、アナログ放送は1.5時間以上。連続待ち受け時間は静止時で約460時間、移動時で約350時間。連続通話時間は約140分。連続テレビ電話時間は約90分。

 外部メモリとして、別売のminiSDカードを利用可能。折たたんだ際の外形寸法は51×27×110mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約145g。カラーリングはホワイトとブラックの2色を用意する。


■ W33SA

W33SA

 ワンセグ受信に対応し、16:9のワイド液晶を搭載している。データ放送の受信にも対応するほか、通信機能を使った双方向サービスにも対応でき、テレビ番組をインタラクティブに楽しめるという。

 また、放送で流れているBGMの曲名を検索できる「聴かせて検索」が利用できるほか、「EZナビ」や「EZナビウォーク」を連携し、テレビで紹介されたスポットへ地図で案内する機能なども提供する予定。

□NTTドコモのホームページ
http://www.nttdocomo.co.jp/
□ニュースリリース(ドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20050927b.html
□KDDIのホームページ
http://www.kddi.com/
□ニュースリリース(au)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0927/

(2005年9月27日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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