ドコモ、1GB音楽プレーヤーと「モバHO!」対応のFOMA －20時間再生対応の「ミュージックケータイ」2モデル

MUSIC PORTER X

10月3日発表

　NTTドコモは3日、新開発のFOMA端末4モデルを4日から開催されるCEATEC JAPAN 2005に出展すると発表した。そのうち、「MUSIC PORTER X」、「Music Porter II」の2モデルはオーディオプレーヤー機能を強化した「ミュージックケータイ」となっている。

■ MUSIC PORTER X

　音楽プレーヤー機能に特化した「MUSIC PORTER X」は、1GBのフラッシュメモリ内蔵した製品で、ATRAC3/ATRAC3plus/MP3/AACの再生に対応。「Mora」で購入した楽曲の再生に対応する。連続約20時間の音楽再生が可能という。なお、AACの再生については、動画配信サービス「iモーション」再生時のみの対応となる。

　パソコン用のリッピング/ジュークボックスソフト「BeatJam」や、USBケーブルも付属。また、端末デザインにマッチしたFlashベースのオーディオプレーヤー画面などを5モードのプレーヤー画面を選択できる。

　また、携帯電話として初めて携帯端末向けの衛星デジタル放送「モバHO!」の音楽/音声番組の受信に対応し、最新ヒット曲の聴取が可能となる。FMチューナも内蔵している。液晶は2.8型/240×400ドット/26万色。有効画素数32万画素のCMOSカメラを内蔵する。

音楽再生画面	モバHO!画面

　連続待ち受け時間は約300時間、連続通話時間は約160分。連続テレビ視聴時間は約90分、連続音楽再生時間は20時間、連続モバHO!受信時間は約2時間。外形寸法は49×24×108.5mm(幅×厚み×高さ)、重量は約135g。マイク付きのリモコンやアンテナ内蔵のイヤフォンなどが付属する。

■ Music Porter II

Music Porter II(レッド)

　「Music Porter II」は、メモリースティックPRO Duoに対応した「ミュージックケータイ」。128MBのメモリースティックDuoが付属する。

　ATRAC3/ATRAC3plus/MP3/AACの再生に対応し、Moraで購入した楽曲の再生も可能。また、低消費電力技術の導入により、最大約20時間の音楽再生と、約5時間半の録音を可能とした。AACはiモーション再生時のみ対応する。

　メインディスプレイは2.2インチ/240×320ドット/65,536色TFT液晶、サブディスプレイは1.1インチ128×32ドットのSTNモノクロ液晶を搭載する。131万画素CMOSカメラも内蔵する。ボディカラーはレッドとホワイトを用意する。

　連続待ち受け時間は約400時間(静止時)/約300時間(移動時)、連続通話時間は約140分。、連続音楽再生時間は約20時間。外形寸法は49×23×107mm(幅×厚み×高さ)、重量は約135g。マイク付きのリモコンやオーディオソフト「BeatJam」、イヤフォンなどが付属する。

Music Porter II(ホワイト)	サブディスプレイを利用して音楽再生できる

□NTTドコモのホームページ
http://www.nttdocomo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20051003.html#reference1

(2005年10月3日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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