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アルパイン株式会社は、車載用スピーカーやサブウーファなどの2005年秋モデルを10月から順次発売する。各モデルの価格は下表の通り。
■ DLX-Z17W
高い信号追従性と低歪みを実現するというDDリニアスピーカー技術を採用した17cm径のセパレート型ウーファ。加工の難しさにより、量産モデルでは採用されにくいという銅メッキ・真鍮削り出しのマグネットカバーやフェイズプラグを採用した。 ボイスコイルボビンはチタン製で、「スクエアボイスコイルワイヤー」を緊密に巻くことにより共振を抑え、ダイナミックレンジを拡大した。再生周波数帯域は28Hz~12kHz、瞬間最大入力は200W、定格入力50W。出力音圧レベルは89dB/W・m。インピーダンスは6Ω。重量は1.7kg
■ DLX-Z30T
3cm径のリング型ユニットを採用したセパレートツイータ。銅メッキ・真鍮削り出しのフレームやフェイズプラグを採用。過度特性を向上させ、パルシブな信号への応答も早い「デュアルエミッション・ツィーター」となっている。また、バックチャンバーには振動板のストレスを排除し、広帯域再生を可能にするという。 再生周波数帯域は3.5~60kHz、瞬間最大入力は120W、定格入力40W(パッシブフィルタ使用時)/20W(アクティブフィルタ使用時)。出力音圧レベルは89dB/W・m。インピーダンスは4Ω。重量は0.3kg。
■ DLX-Z17PRO
DLX-Z17WとDLX-Z30Tがセットの2ウェイスピーカーシステム。さらに、専用ネットワークユニット「DLX-Z2NW」が付属する。 DLX-Z2NWは、空芯コイルを超える低歪み特性を持つ「真四角線Hi-μコアコイル」を採用。高域特性に優れた無誘導抵抗採用の「6段階TWレベル調整」が利用できるほか、HPF/LPFのスロープ選択も可能。バイアンプやバイワイヤリング駆動にも対応する。さらに、伝達ロスを抑える高品位パーツも採用した。
■ DLX-Z25SW
ハイスピードな重低音が再生可能な「DDLinear磁気回路」を搭載したセパレート型サブウーファ。振動板には、高剛性のマグネシウムをコニカル(円錐)形状にすることでさらに強化した。さらに、振動板を二重でサポートする新設計の「異径ダブルダンパー」を採用している。 そのほか、正確なストロークをサポートするという「ダブルギャザードエッジ」や、チタン製のボイスコイルボビン、緊密に巻いたスクエアボイスコイルワイヤーも採用する。 ユニット背面には、冷却空気の還流も考慮した「高剛性・高放熱モノコック・アルミダイキャストフレーム」を採用している。 再生周波数帯域は20Hz~2kHz、瞬間最大入力は800W、定格入力200W。出力音圧レベルは86dB/W・m。インピーダンスは4Ω。重量は5kg。
■ SWD-2030
最大出力350WのクラスDアンプ搭載の密閉式アクティブサブウーファ。前面に20cm径ウーファユニット、両側面にはパッシブラジエータを搭載。ヨーロッパでも人気を得たという“Euro Tuning”により、タイトなベースサウンドを再現するとしている。 定格出力は150W、クロスオーバー周波数は50~150Hz。出力音圧レベルは96dB、外形寸法は340×395×390mm(幅×奥行き×高さ)。
■ SWD-1600B/G
既発売の150WクラスDアンプを内蔵したサブウーファ「SWD-1600」の新カラーモデル。。バスレフ式で、音圧エネルギーをフロントに集中するという「デュアルフロントロード」方式を採用する。クロスオーバー周波数は60~160Hz。外形寸法は282×195×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。
□アルパインのホームページ (2005年10月6日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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