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松下、2ウェイイヤフォン同梱のポータブルCD
-「D.SOUND」の低域再生強化。MP3にも対応


11月15日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、MP3ファイルを収録したCD-R/RWディスクの再生に対応したポータブルCDプレーヤー2モデルを発売する。価格はいずれもオープンプライス。発売日と店頭予想価格は、上位モデル「SL-CT830」が11月25日で16,000円前後、SL-CT730が11月15日で13,000円前後の見込み。

 カラーリングはCT830がシルバー(-S)、ブラック(-K)の2色、CT730がホワイト(-W)、ブルー(-A)、オレンジ(-D)、ピンク(-P)の4色。

CT830はシルバーとブラックの2色を用意 CT730はホワイト、ブルー、オレンジ、ピンクの4色

 両モデルとも、独自の「D.SOUNDエンジン」を搭載。D.SOUNDは、音声データを忠実に再現する「デジタルアンプ」、歪みの少ない重低音と臨場感を再現する「イコライザー」、圧縮時に失われた音声データを補間する「デジタル リ.マスター」機能を1チップのLSIに集積したものだが、新モデルではイコライザー機能が強化されている。

CT830は2ウェイの「ダブルドライブインサイドホン」を同梱する

 具体的には、「H.Bass」という低音再現機能を搭載。低域の音を仮想再生することで、迫力のある音が楽しめるという。また、上位モデルの830に付属するイヤフォンは、低域用と中高域用の2つのユニットを搭載した2ウェイの「ダブルドライブインサイドホン」となっており、よりバランスの良い再生が行なえるとしている。

 再生可能なディスクは音楽CDに加え、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生が可能。振動や衝撃の影響を受けにくいという薄型光ピックアップや、16Mbitの耐振メモリを搭載して音飛びを防いでいる。なお、高音質モードに設定した場合、読み込んだデータを圧縮せずにそのままメモリに蓄積することで、音質の劣化も防ぐ。

 どちらも角型ニッケル水素充電池を付属。CT830は「HHF-AZ01S」を、CT730は「HHF-AZ09S」を同梱する。音楽CDを再生した際の連続再生時間は、付属充電池のみでCT830が約45時間、CT730が約28時間。なお、充電池は単品でも販売されており、CT730でCT830付属の「HHF-AZ01S」を利用すれば、再生時間は同じとなる。

 また、別売の単3電池2本を併用することも可能。充電池「HHF-AZ01S」とアルカリ電池2本を併用した場合、約120時間の連続再生が可能。MP3 CDは約210時間再生できる。最大外形寸法と付属充電池を含む重量は、CT830が136.5×136×17.3mm(幅×奥行き×高さ)で、約195g。CT730が136.5×136×18.1mm(同)で、約188g。

□松下電器のホームページ
(10月6日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://panasonic.co.jp/

(2005年10月6日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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