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ダウンロード型の映像配信サービス「Giga Link」
-「Ray」や「デジキャラット」を配信。一定時間後に自動消去


10月13日サービス開始


 日本映像配信機構株式会社は、PC向けの有料動画配信サービス「Giga Link」を10月13日より開始する。専用ソフトで視聴するダウンロード型の配信サービスで、「Ray/レイ」や「ボーン・スプレマシー」などのハリウッド映画やアニメなどを配信する。視聴料はハリウッド作品が1回367円~472円。そのほかのコンテンツが105円からとなっている。

 最大の特徴は、著作権保護技術として、ジャパン・ウェーブが開発したDRM技術「J.W.ADEAS」を採用したこと。これはダウンロード配信向けのDRMで、コンテンツをダウンロード後、一定の再生回数、もしくは一定時間が経過するとファイル自体が自動的に消去される。

 Giga Linkで購入したコンテンツに関しては、ハリウッド・コンテンツは作品によって視聴可能時間が異なる。そのほかのコンテンツは7日間が経過すると自動的に消去される。

 再生には専用のプレーヤーソフトを利用する。対応OSはWindows 2000/XP。また、Windows Media Player 9以上がインストールされている必要がある。配信される動画のフォーマットはWMVで、ビットレートは1.5Mbps。ストリーミング方式のコンテンツは用意されておらず、すべてダウンロード型となっている。

 決算にはクレジットカードを利用。同サイトで1,000~5,000のポイント(1ポイント=1円)を購入し、サイト内で利用する。また、ライブドアと課金連携を行なっており、日本デジタル配信(JDS)が提供するCATV網を利用しているユーザーは、「Livedoor ID」での決算も可能となっている。

 提供するコンテンツは、ジャパン・ウェーブを通じて提供される「Ray/レイ」や「ボーン・スプレマシー」など年間100作品以上のハリウッド・コンテンツと、「ブラックジャック」(56作品)、「新鉄腕アトム」(35作品)、に加え「ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット」や「ぴよこにおまかせぴょ!」といったブロッコリー作品など。

 なお、ハリウッド・コンテンツはJDSのインターネット接続サービスを利用するCATV局のCATVインターネットユーザーのみ視聴可能。ほかにも、アジアコンテンツとして韓国/中国作品を用意する予定。また、アダルトコンテンツも用意している。

 同社は今後のサービス展開として「大手プロバイダや、ソフマップ、ユービックなどのECサイト、ライブドアなどのポータル運営会社などに映像コンテンツの提供を始める予定」としている。

□Giga Linkのホームページ
http://www.gigalink.jp/

(2005年10月12日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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