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ペンタックス株式会社は、DivX形式で動画が撮影できるコンパクトデジタルカメラ「Optio S6(オプティオ エスロク)」を11月2日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。シルバーとワインレッドの2色を用意する。
Optio S5zの後継モデル。1/2.5型の600万画素 原色CCDを搭載。最大の特徴は、DivX(5.2.1)形式の動画撮影が行なえること。拡張子はAVIで、約30fpsの音声付き動画が撮影可能。動画手ブレ補正機能も利用できる。なお、DivX認証も取得している。 撮影解像度は640×480/320×240ドットで選択でき、各解像度で画質(圧縮率)を「S.ファイン」、「ファイン」、「エコノミー」の3種類から選択できる。なお、フレームレートはいずれも30fpsとなっている。
約23MBの内蔵メモリを搭載するほか、SDカードスロットを装備。動画撮影モードとメモリ容量別の撮影可能時間は下表の通り。ビットレートは非公開だが、解像度640×480ドットの場合S.ファインで約3.3Mbps、ファインで約2.7Mbps、エコノミーで約2.3Mbps程度。
中央のレンズ群を光軸上から外し、鏡筒にレンズを2段に収納する独自のレンズ機構「スライディング・レンズ・システム」を採用。光学系に両凹ガラスモールド非球面レンズを使用するなど、全面的見直しによりレンズユニットの小型化を実現。薄型CCDの採用やユニット背面のフルフラット化などにより、ユニット単体で従来比2mmの薄型化を実現したという。
焦点距離は35mm換算で37.5~112.5mm相当の光学3倍電動ズームで、開放F値はF2.7~F5.2。5群6枚の両面非球面レンズを2枚使用している。また、最大4倍のデジタルズームも備えている。通常撮影時の最短焦点距離は0.4m。
外形寸法は53.5×83.5×19mm(縦×横×厚さ)。重量は本体のみで100g、電池やSDカードを加えると120gとなる。液晶モニタは2.5型で、約23.2万画素。光学ファインダーは備えていない。 静止画の撮影解像度は640×480ドット~2,816×2,112ドットまでの7モードが選択可能。感度は64/100/200/400から選べるほか、キャンドルライトモード選択時は、Optio WPiで実現した画素混合によるISO800での撮影も行なえる。
オートフォーカス機能として、被写体に自動的に追従する機能を搭載。PCとの接続にはUSB 2.0を使用。電源は専用のリチウムイオン充電池(D-LI8)を使用。約100分の充電で、約130枚の静止画を記録できる。
□ペンタックスのホームページ
(2005年10月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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