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プレクスター、DVD±R 18倍/DVD+R DL 10倍対応ドライブ
-同社初のDVD-RAM対応スーパーマルチも


ブラックパネルを装着した「PX-760SA/JP」
11月中旬より順次発売

標準価格:オープンプライス


 プレクスター株式会社は17日、DVD±R 16倍速メディアに18倍速書込みが行なえるDVD±R/RWドライブ「PX-760」と、DVD±R 16倍速までの対応でDVD-RAMの書込みもサポートした「PX-750」を発売する。PX-750は内蔵型と外付型を用意。760は内蔵型のみでATAPI接続モデルとシリアルATAモデルの2種類を用意する。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの発売時期と店頭予想価格は下表の通り。

品番 仕様 同梱する
交換用パネル
店頭予想価格 発売時期
PX-760A/JP DVD±R 18倍
DVD+R DL 10倍
内蔵型
ATAPI接続
ホワイト
ブラック
シルバー
15,000円前後 11月下旬
PX-760SA/JP DVD±R 18倍
DVD+R DL 10倍
内蔵型
シリアルATA接続
18,000円前後 12月上旬
PX-750A/JP DVD±R 16倍
DVD±R 8倍
DVD-RAM 5倍
内蔵型
ATAPI接続
ブラック
ホワイト
11,000円前後 11月中旬
PX-750UF/JP DVD±R 16倍
DVD±R DL 8倍
DVD-RAM 5倍
外付型
USB 2.0/IEEE 1394
14,000円前後 12月上旬


■ PX-760シリーズ

 内蔵型のDVD±R/RWドライブ。最大の特徴は、同社が推奨する16倍速対応DVD±Rメディアに、最大18倍速のCAC方式で書込みが行なえること。また、推奨する8倍速対応DVD+R DLメディアにも最大10倍速のPCAV方式で書き込みが行なえるという。

 推奨メディアは、DVD±R 18倍が太陽誘電、DVD+R DL 10倍が三菱化学メディアのメディア。なお、詳細な情報は同社のWebサイトに掲載するという。

 同社は「ハードウェア技術と、サーボやストラテジーなどのソフトウェア技術の結晶により世界最速の書込み速度を実現した」としており、高速ドライブで困難な2/2.4/4/6倍速CLV書込みにも対応したとしている。

 そのほかのメディアへの書込み速度はDVD-R DLが6倍速、DVD+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速。CD-Rが48倍速、CD-RWが24倍速。なお、PX-760A/JPとPX-760SA/JPの違いは接続インターフェイスのみで、PX-760A/JPがATAPI接続、PX-760SA/JPがシリアルATA接続となっている。

「PX-760A/JP」。同梱するパネルは左からホワイト、ブラック、シルバー

太陽誘電製メディアを用いた書き込みテストでは、DVD-R記録時間が約5分30秒だった

 また、ドライブが自動的にメディア特性を学習して登録する「AUTOSTRATEGY」機能を搭載。従来モデルと比べ、解析アルゴリズムの見直しにより解析時間を約半分に短縮したほか、従来のOPCエリアを使った解析を行なうQuickモードに加え、メディア1枚すべてを使う詳細なFULLモードを搭載。強制的に解析を行ない、その結果で書き込むモードや、既に解析した結果を優先して利用するモードも備えている。

 さらに、メディアクオリティーチェック機能を搭載。メディアの反り量や平坦性、記録感度を検出することで書込みを行なう前に指定した記録速度で記録できる品質かどうかを判定。チェックに利用したディスクはブランクディスクとして利用できるため、メディアを無駄にすることなく安心して書込みが行なえるという。

 ほかにも、ディスク面の傾きに合わせて正確にレーザーを照射できる「Advanced Intelligent Tilt」技術を採用。CD-R用の大容量記録機能「Giga Rec」なども備えている。バンドルソフトとして、「PlexTools Professional」、セキュリティ対策用ソフト「PLEXERASER」を同梱。

 さらに、DVDオーサリングソフトの「PowerProducer 3」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector4」、ライティングソフト「Zulu2 for Plextor」、「Power2Go 4」、DVD再生ソフト「PowerDVD6」などをバンドルする。対応OSはWindows Me/2000/XP。ただし760SAはWindows Meをサポートしていない。


■ PX-750シリーズ

 DVD±R/RWに加え、DVD-RAMの書込みもサポートした同社初のスーパーマルチドライブ。DVD±R 16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速書込みに対応。ただし、DVD-R DLの6倍速書込みは12月公開予定のファームウェアによる対応となるほか、8倍速書込み対応ファームは対応メディアの発売に合わせて公開される予定。また、カートリッジタイプのDVD-RAMはサポートしていない。

「PX-750A/JP」はブラックとホワイトのパネルを同梱

PX-750UF/JP

 独自の静音化ソフト「SetSpeed」を同梱。ほかにも、DVDオーサリングソフトの「PowerProducer 3」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector4」、ライティングソフト「Power2Go 4」、DVD再生ソフト「PowerDVD6」などをバンドルする。対応OSはWindows Me/2000/XP。ただし、外付型モデルのUSB 2.0接続はWindows Meではサポート外となっている。

 ATAPI接続の内蔵モデルはブラックとホワイトの2色のフロントパネルを同梱。外付型はUSB 2.0/IEEE 1394接続で、外形寸法は167.1×253.5×53mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.6kg。

□プレクスターのホームページ
(10月17日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://plextor.jp/

(2005年10月17日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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