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株式会社デノンコンシューママーケティングは、アンプと5.1chスピーカーをセットにしたシアターシステム2機種を発売する。リアチャンネルをワイヤレスで接続する「DHT-S7000」と、コンパクトなシアターシステム「DHT-M370」を用意。価格はいずれもオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は下表の通り。
■ DHT-S7000 リアチャンネルをワイヤレスで接続できるシアターシステム。送信機と4chパワーアンプを内蔵したAVアンプ、2chパワーアンプを内蔵した受信機、5.1chスピーカーをセットにしたモデル。
リア用2ch分の音声データをAVアンプからデジタル送信。方式は非圧縮のPCM信号で、2.4GHz帯を利用。レシーバユニットで受信。ユニットは2chパワーアンプを内蔵しており、リア用スピーカーをドライブする。 デコーダはDTS、DTS96/24、ドルビーデジタル、AACなどに対応。さらに、ドルビーバーチャルスピーカーも搭載しており、2.1chでサラウンド再生が可能。ドルビーヘッドフォン機能も備えている。 部屋の広さを選択すると、自動的に音響セッティングを行なう「クイックセットアップ機能」を搭載。6種類のサラウンドモードを備えるほか、重低音を増強するスーパー・ダイナミック・バスも利用できる。
AVアンプ部の最大出力は50W×4ch(6Ω時)。レシーバユニットに搭載するアンプの出力も50W×2ch(同)。映像入力としてS映像とコンポジットを各3系統用意。出力はコンポジット、S映像を各2系統(内各1系統モニター出力)備えている。
音声入力はアナログ×4、光デジタル×3。出力はアナログ×2、サブウーファプリアウト×1。また、フロントパネルにアナログ入力(ステレオミニ)を備えており、ポータブルオーディオプレーヤーとの接続も行なえる。外形寸法と重量はAVアンプが434×318×70mm(幅×奥行き×高さ)で6.4kg。レシーバが80×182×159mm(同)で0.9kg。 フロントとセンタースピーカーは密閉型で、8cm径のウーファ2基と、2.5cm径ドームツイータを1基採用したバーチカルツインタイプ。リア用も密閉型で、8cm径のウーファと2.5cm径のツイータの2ウェイ2スピーカー。フロントとセンターの駆動方式には独自のP.P.D.D.方式を採用している。 サブウーファはバスレフ型で、16cm径のユニットを搭載する。各スピーカーの仕様は下表の通り。
■ DHT-M370 コンパクトな6chAVアンプと、5.1chスピーカーを組み合わせたサラウンドシステム。ワイヤレス接続機能を除いて、主な機能はDHT-S7000と同じ。ドルビーデジタル、DTS、AAC、DTS96/24、ドルビープロロジック IIなどのデコードに対応。ドルビーバーチャルスピーカーやドルビーヘッドフォン機能も備えている。
また、クイックセットアップ機能、スーパー・ダイナミック・バス回路も利用可能。AVVアンプの最大出力は20W×6ch(6Ω)。音声入出力端子は、アナログ入力×3、アナログ出力×2、光デジタル入力×3を装備。サブウーファプリアウトも備えている。AVアンプの外形寸法は210×325×70mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.9kg。
スピーカーは、フロントとリアの4個が共通で、8cm径ウーファと2.5cm径ツイータを採用した2ウェイ。センタースピーカーは同サイズのユニットながら、ウーファを2基搭載したバーチカルツインタイプ。サブウーファは16cm径のユニットを搭載する。
□デノンのホームページ
(2005年10月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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