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ソフトバンクグループは、チャンネル型の動画配信と、ビデオ・オン・デマンド配信、動画検索の3つのサービスを提供する「TV Bank(テレビバンク:仮称)」の実証実験を10月20日より開始した。正式サービスは来春以降を予定している。 TV Bankは、PC向けの動画配信サービスで、どのプロバイダを利用しているユーザーでも視聴可能。実証実験の期間中は全てのコンテンツが無料で視聴できるが、実験の結果を踏まえ、正式サービス開始後は有料コンテンツを用意する可能性もあるという。なお、動画内にはCMが挿入される。 配信形式はタイムテーブルに沿ったストリーミング配信を行なうチャンネル型の動画配信と、VOD配信を用意。また、サイト内の動画を検索する機能も提供予定。配信フォーマットはWMVで、視聴にはWindows Media Player 9以降が必要。会員登録などをせずに利用できるが、ActiveXの専用アプリケーションをインストールする必要がある。 動画はブラウザ内に表示され、通常画面と拡大画面、フルスクリーン表示の3タイプが選択可能。早送りや巻き戻しなどは行なえない。配信帯域はチャンネル型が約300~768kbps、VODが1.5Mbps。 コンテンツは、スポーツ、ニュース、映画、アイドル・グラビア、カルチャー、ドラマ、投稿動画、アニメの8コーナーを用意。10月20日現時点では「APワールドニュース」や「福岡ソフトバンクホークスチャンネル」、「セリエA」、「冬のソナタ 第1話」、アニメの「イ・リ・ア」など計600タイトルを用意。APワールドニュースと、投稿動画の「Stupid Video」はチャンネル型配信となっている。
なお、これに関連してテレビ東京は9月29日、テレビ各局が揃ってTV Bankへコンテンツを提供する計画があることを明かにしている。
□ソフトバンクのホームページ
(2005年10月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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