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三洋、52,500円の「Xacti C」低価格モデル
-「C4」をベースにした「C40」。60fps再生可能


11月下旬発売

標準価格:52,500円


 三洋電機株式会社は、SDカードスロットを備え、動画/静止画の同時記録もサポートするMPEG-4ムービーカメラ「Xacti」の低価格モデルとして、DMX-C40を11月下旬に発売する。価格は52,500円。ボディカラーはシルバーのみ。

 2004年9月に発売された「Xacti C4」(75,600円)をベースとした低価格モデル。同時期に発売される600万画素モデルの「DMX-C6」の価格は75,600円だが、有効画素数約400万画素(総画素数約423万画素)の1/2.7型CCDを採用し、52,500円という価格を実現した。

低温ポリシリコンからアモルファスシリコンTFTに変更された

 主なスペックはC4と同じだが、C6が採用しているスムーズ再生(60fps)機能を搭載。独自の動き検出技術により、30fpsで記録した映像から中間映像を生成し、60fpsでテレビなどに出力。カメラを水平・垂直に大きく動かすシーンでも滑らかな表示が行なえるという。ただし、60fpsでの録画は対応していない。

 そのほかのC4との違いは、スーパーマクロモード時の最短撮影距離が2cmから1cmになった。また、1.8型の低温ポリシリコンTFT液晶モニタが、同サイズのアモルファスシリコンTFTに変更。画素数はC4の約13万画素から約8.5万画素に減っている。

 電池の継続時間がのび、C4の動画撮影は約60分だったが、C40では約65分に、再生は約170分から約200分、静止画は約130枚から約160枚撮影可能になった。付属品にも違いがあり、C4はACアダプタと充電器のセット「VAR-AL20」を付属していたが、C40はACアダプタ「VAR-G8」を同梱する。

Xacti C4に付属したドッキングステーションは省かれている

 重量も本体のみでC4の約159gから約152gに軽量化している。外形寸法は69×34×108mm(幅×奥行き×高さ)。また、ドッキングステーションが省かれており、PCとの接続は本体のUSB 2.0端子を利用する。

 静止画とMPEG-4の動画記録が可能。動画記録中にモードを切り替えることなく静止画の撮影ができる。レンズは光学5.8倍ズーム(F3.5~F3.7)で、焦点距離は35mm換算で38mm~220mm。動画記録形式はMPEG-4で音声は16bit/48MHzのAAC。動画撮影モードは「TV-SHQ」、「TV-HQ」、「TV-S」、「Web-HQ」、「Web-S」の5モードを用意。電子式手ぶれ補正機能も備えている。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□製品情報のページ
http://www.sanyo-dsc.com/products/lineup/dmx_c40/index.html
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【2004年8月25日】【EZ】前モデルの問題点を駆逐した「Xacti C4」
~より使い勝手が上がったSDビデオカメラ~
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【8月23日】三洋、手ぶれ補正搭載のMPEG-4カメラ「Xacti C4」
-動画/静止画同時記録対応。液晶も大型化
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040823/sanyo.htm

(2005年10月21日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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