AVC Tech、オーディオプレーヤー「SIGNEO」のODMを本格化 －「ジャパネットたかた」や「TSUTAYA」向け

　株式会社AVC Technology Japanは、オーディオプレーヤー「SIGNEO」シリーズのODM(相手先ブランドでの設計/製造請負)事業を強化、TSUTAYAやジャパネットたかた専用モデルを11月より順次発売する。

　新製品はTSUTAYA向けの「SN-T100 TSUTAYA Edition」と、ジャパネットたかた専用の「SN-J160」の2モデルで、ともに256MBのメモリを内蔵した低価格モデル。同社では、両社の広い媒体露出や広範な販売網を活かして、SIGNEOブランドの認知促進を図っていくとしている。

■ SN-T100 TSUTAYA Edition

SN-T100 TSUTAYA Edition

　DVD/CDレンタルチェーン大手のTSUTAYAで販売されるオーディオプレーヤー。11月20日より発売され、価格はオープンプライス。

　内蔵メモリは256MBで、カラーはオレンジ/ホワイト/ブラックの3色を用意。MP3/WMA/WAVの再生に対応し、WMA DRMもサポートする。WAV形式でのボイスレコーダも搭載している。

　電源は単4電池で、連続再生時間は最大13時間。インターフェイスはUSB 2.0。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPとMac OS X 10.2.6。外形寸法は30×20.5×95.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約31g。

　同社では、SIGNEOのブランド浸透とシェアアップを図るための戦略の一環としており、「デジタルオーディオプレーヤーの購入メリットが高いとみられるTSUTAYAの顧客に対してSIGNEOをダイレクトに訴求できるだけでなく、全国規模で展開するTSUTAYAの広範な販売網を通じた拡販が見込める」としている。

■ SN-J160

SN-J160

　テレビ番組を中心とした通販事業を展開する「ジャパネットたかた」でのみ販売されるオーディオプレーヤー。11月より発売され、価格はオープンプライス。ボディカラーはシルバー/レッド/ブラックの3色が用意される。

　「ジャパネットの購買層を考慮し、初心者が気軽に始められるよう、リーズナブルな価格と高い操作性を実現した」という。メモリ容量は256MB、対応ファイル形式はMP3/WMA/WAVで、WMA DRMにも対応する。FMチューナやボイスレコーダ、ライン入力も装備。録音形式はFMとボイスレコーダがWMA、ライン入力がMP3。

　USB 2.0端子を搭載し、対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XPと、Mac OS X 10.2.6以降。バッテリは単4電池、連続再生時間は最大13時間。外形寸法は97×21.75×30.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約35g。

□AVC Technology Japanのホームページ
http://www.signeo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.signeo.co.jp/company/press/2005/20051024_Japanet.html
□ニュースリリース
http://www.signeo.co.jp/company/press/2005/20051024_TSUTAYA.html

(2005年10月24日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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