三菱化学、マスタリング用CD-Rをプロ向けに発売 －新開発コートで振動を抑制。直販も検討

11月下旬発売

　三菱化学メディア株式会社は、新開発コートを採用したマスタリング用CD-Rメディア「Green Tune」を、11月下旬より音楽制作スタジオなどのプロフェッショナル向けに発売する。価格は1枚あたり500円前後の見込み。一般向けの販売は未定だが、直販なども検討中。

　レーベル面に緑色のインクを塗布した「サイレントコート」を採用、空気層を含んだ「ポーラス構造」によりディスクの振動を抑えるという。耐久性を高めるアゾ系色素「Super Azo色素」や、ディスク基板の面ぶれなどを防ぐ高精度成型技術も採用している。ケースは、開閉時のメディアの反りを防ぐため、DVDに用いられる縦長のアマレーケースとなっている。

発泡構造のレーベル面により振動を抑制。写真中央は白のインクジェット層を塗布される前のメディア

　そのほか、「Green Tune」シリーズのDVD-Rの開発も行なっており、マスターディスク用の「DDPフォーマット」の普及に合わせて開発を進めるとしている。

□三菱化学メディアのホームページ
http://www.mcmedia.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mcmedia.co.jp/japanese/news/press/0052.html

(2005年10月24日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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