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タワーレコード株式会社と米Napsterは25日、8月に発表した業務提携に関して、10月20日付で「ナップスタージャパン株式会社」を設立し、登記を申請したと発表した。 同社株式は、タワーレコードが53.5%、タワーレコードの筆頭株主である日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社が15.0%、米ナップスターが31.5%保有。代表取締役社長には、タワーレコード株式会社代表取締役社長の伏谷博之氏が就任する。資本金は2億4,000万円。タワーレコードグループからの社内募集による転籍、出向なども含み約25名を従業員を募集する。 なお、8月の発表時点では、資本金は4億9,000万円、出資比率はタワーレコードが68.5%、ナップスターが31.5%で、2005年10月の設立を予定していた。 ナップスターは2003年11月から音楽配信事業をスタートさせ、米国、英国、カナダの3カ国で事業を展開。1曲単位で楽曲が購入できる従量制の「アラカルト・サービス」と、月々の会費を払うことで好きなだけ楽曲がダウンロードできる定額サービス「サブスクリプション・サービス」を導入しているのが特徴。
日本でのサービス形態の詳細は未定だが、来春のサービスインを目指している。タワーレコードによれば「日本でも他国のサービスと同様にアラカルトとサブスクリプションの2つの料金形態を導入する方向で検討している」という。ただし、料金は未定。また、登録楽曲数の目標としては「100万曲以上を目指したい」としている。
□タワーレコードのホームページ
(2005年10月25日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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