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株式会社ゲオと株式会社トーハンは25日、DVDやCDのレンタルや、ゲームソフトの新品・中古販売に関する業務提携を発表。共同出資会社を設立し、「プラスゲオ」というブランド名で、書店チャンネルを対象とした新合弁事業展開を実施することを明らかにした。 ゲオは、DVDやCDのレンタル、ゲームソフトの販売などを行なう複合型店舗「ゲオショップ」をチェーン展開。9月末時点で、直営・フランチャイズ(FC)店を含めて計659店を展開している。 この出店展開を加速させるため、トーハンとの共同出資会社ジャパン・AV・レンタルシステムを設立。「全国の書店ネットワークを持つトーハンと、レンタル、リサイクルビジネスのノウハウを持つゲオの強みを最大限発揮できる新会社へ転換し、業務提携の中核的存在に位置付ける」という。 新会社では、「プラスゲオ」というブランドで、全国の書店向けに、レンタルDVDやゲームソフトの中古販売など、収益性の高い商品を取り扱うよう推進。FCや直営店展開を提案していく。 トーハンは、取り扱い書店にFC加盟を促し、ゲオは商品の仕入れやゲームの買い取り方法など、運営に関する指導を行なう。店名は現在の屋号に「プラスゲオ」を加え、「○○書店・プラスゲオ」になる予定。書店が核として存在する新業態複合書店を開発するとしている。 店舗の規模は小規模ゲーム専業タイプの30坪から、大型店フルライン500坪まで数タイプを提案。標準の350坪で、月収4,000万円(本150坪・2,500万円/AVレンタル150坪・1,000万円/TVゲーム50坪・500万円)を想定する。
なお、ジャパンAVレンタルシステム(JAV)は現在トーハンの子会社だが、1億6,000万円の増資を実施。ゲオとトーハンが8,000万円ずつ引き受け、JAVは2社の共同出資会社となる。増資後の出資比率はトーハン55.6%、ゲオ44.4%。トーハンにとっては連結子会社、ゲオにとっては持分法適用会社となる。なお、11月1日以降ティー・アンド・ジー(仮称)へ社名変更される予定。
□ゲオのホームページ
(2005年10月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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