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タンノイ、同軸2ウェイ搭載のフロア型スピーカー
-15インチユニット搭載で472,500円


12月中旬発売

標準価格:472,500円


 株式会社ティアック エソテリック カンパニーは、タンノイブランドの新スピーカー「Glenair(グレンエア)」を12月中旬に発売する。価格は1台472,500円。

新設計の38cm径同軸2ウェイユニットを搭載

 ‘53年「AUTOGRAPH」以来、伝統のサイズとして、現行ハイエンドモデル「KINGDOM 15」(126万円/1台)や「Westminster ROYAL/HE」(1,942,500円/1台)などでも採用されている、同社最大口径38cmの同軸2ウェイ・ユニットを搭載したフロア型スピーカー。

 ユニットは新設計。また、バスレフのエンクロージャはスリムなデザインで、背面にバスレフポートを備えている。

 同軸2ウェイのウーファ部の振動板には、異なるファイバーを混入し、高圧縮加工を施したマルチファイバー・ペーパーコーンを採用。中低域の質感を向上させ、レスポンスに優れた再生を実現したという。

 ツイータは33mm径のドーム型。振動板からの音は、独自設計のテクノウェーブガイドを使用したホーン構造により、正確な球面波となり、質感に優れた再生が行なえるとしている。

背面

 エンクロージャは共振を防止するため、内部に添え木をしている。さらに、ユニットの背面をリアパネルからの支柱で特殊ダンプ材を介して補強。パワーをあげても不要共振は少ないという。エンクロージャの素材は樺材の高密度積層合板。外装はチークの無垢材と付き板で仕上げている。

 ユニットの結線には6Nクラスの銅線と、オランダVan Den Hul製のシルバーコーディング銅線を採用。ネットワークのワイヤリングには各部間を直結するハードワイヤリングを使用している。スピーカーターミナルは各端子を円形に配置し、バイワイヤリングに対応する。

 再生周波数特製は32Hz~25kHz。クロスオーバー周波数は1.1kHz。インピーダンスは8Ω。外形寸法は460×448×1,050mm(幅×奥行き×高さ)。重量は45kg。

□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/av/
□製品情報のページ
http://www.teac.co.jp/av/import/tannoy/glenair/index.html

(2005年11月22日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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