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日本テキサス・インスツルメンツは、新ビデオプラットフォーム技術「DaVinci」を採用したDSP製品「TMS320DM6446/DM6443」を12月6日よりサンプル出荷開始した。サンプル価格はTMS320DM6446が34.95ドル、TMS320DM6443が29.95ドル。 Davinciは、DSPチップとマルチメディアコーデック、API、フレームワーク、開発ツールなどのデジタルビデオアプリケーションを統合したプラットフォーム技術。同社のDSPコアとARM926プロセッサを中心に、ビデオアクセラレータやネットワーク機能、外部メモリや記録メディアインターフェイスを統合し、ビデオ機能に最適化。1080iのMPEG-2デコードや、720pのMPEG-4 Simple Profile映像のエンコード処理が可能となっている。 上位バージョンのTMS320DM6446ではビデオの再生/録画機能を統合。DM6443は再生機能のみに限定される。DavinciのOSにはLinuxを採用。各種ビデオ用APIを用意しており、セットメーカーが短期間で製品開発が行なえる。テレビ電話やビデオセキュリティシステムのほか、ビデオ関連製品での採用を見込んでいる。 □日本TIのホームページ (2005年12月6日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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