ノバック、20型液晶テレビ「CynosゲームプロTYPE-R」 －“ハイデフ”に最適。D入力のアンダースキャン対応

12月16日発売 標準価格：オープンプライス

　なお、Cynosブランドの商品は、輸入元であるノバックが製品企画と日本市場での開発・サポートも担当。流通はダイワボウ情報システムが担当し、全国の家電量販店やパソコン専門店などで販売を行なう。

　CynosゲームプロTYPE-Rは、7月23日に発売された20インチ液晶テレビ「DCM-20WTMHD」(74,800円)を、ゲームユーザーなどに向けて機能を向上させたモデル。同社では、「次世代ゲーム環境に向け極限までチューンアップした機能を搭載、最新のXbox 360を始めとする“ハイデフ”ゲームコンテンツに最適な環境を整えた。PCのゲームユーザーだけでなく、ハイビジョン映像に関わるゲームクリエーターや映像制作者側のニーズにも対応した、プロも使える新時代のハイビジョン液晶モニターテレビ」としている。

　液晶パネルはDCM-20WTMHDと同じ、IPS方式の1,366×768ドットのワイド液晶パネルを採用。パネルはグレアARコートされている。視野角は上下左右178度。コントラスト比は600:1。輝度550cd/m²。応答速度は16ms。

　新機能として、D端子入力時にアンダースキャン表示する「ゲームモード」機能を追加。標準モードの95%表示に対し、ゲームモード選択時は98～99%表示でき、一般的な映像ディスプレイでは隠れてしまうような周辺部の画像情報を表示することが可能となる。なお、Xbox 360の1,280×720ドットの画面は、上下左右オーバースキャン99%で表示される。

　またPC入力時の表示も、アスペクト比を維持したまま、ワイド画面表示が可能になった。640×480/800×600ドットでは、上下フル/左右両端に黒味表示と、左右を拡大してのフル画面表示が選択できる。また、1,280×1,024ドットではフル画面表示のほか、アスペクト比を維持しての960×768ドットへのダウンスケール表示が可能となっている。

　それ以外の仕様は、DCM-20WTMHDを踏襲。画質調整機能としてPSM(ピクチャーステータスメモリー)機能を搭載し、標準、ソフト、ダイナミックのプリセットに加え、ユーザ設定も記録可能。また、音質調整機能のSSM(サウンドーステータスメモリー)機能も装備し、標準、ミュージック、ムービー、ニュースの3モードと、ユーザ設定が利用できる。

　映像入力端子はD4、コンポーネント、コンポジット、S映像、PC用のD-sub 15ピンを各1系統装備(S映像とコンポジットは排他利用)。音声入力はアナログのRCAを3系統と、ステレオミニを1系統用意する。音声出力はステレオミニを1系統備えるほか、出力5W×2chのステレオスピーカーを内蔵する。

　チューナは地上アナログに対応し、音声多重ステレオ放送にも対応。外形寸法は494×200×410mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約7.5kg。リモコンなどを同梱する。台座部分の角度を90度調節できるほか、壁掛けにも対応できる。

□ノバックのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.novac.co.jp/release/2005/release051209.html
□製品情報
http://www.novac.co.jp/products/hardware/cynos/DCM20GPR/index.html
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(2005年12月9日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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