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東芝、AACS規格化の遅れでHD DVDプレーヤー発売を延期
-「ライセンス開始後、速やかに発売」へ


12月13日発表


CEATECで出展された“ほぼ製品版”のHD DVDプレーヤー

 株式会社東芝は、次世代光ディスク「HD DVD」に採用予定の著作権保護規格「AACS(Advanced Access Content System)」の規格策定の遅れに伴い、HD DVDプレーヤーの発売を延期することを明らかにした。

 東芝では、2005年内の製品発売を予告。10月にAACS規格化終了、11月よりライセンスキーの発行というスケジュールで製品化の準備を進めていた。しかし、13日現在AACSの規格化作業は終了していない。そのため、「現段階で国内、米国向けのプレーヤーの設計は完了し、量産体制も既に整っている」としながらも、規格化作業の遅れに伴い、ライセンスの開始に向けた手続きも遅れていることから、年内の発売は難しいと判断した。

 HD DVDプレーヤーやソフトは、AACSのライセンス開始後にハード/ソフトへのシステム適用を経て、出荷されることとなる。東芝では、「国内市場向けHD DVDプレーヤーやノートPCについても、AACSの適用開始後、ハード/ソフトの両面の販売政策などを考慮した上で、速やかに発売する」としている。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm
□ニュースリリース(英文)
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_12/pr1301.htm
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-「HD DVD-RR」は来春以降。「DVD-RAM2」も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051006/dvdf.htm

(2005年12月13日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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