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株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(SMJI)は12日、コピー防止ソフト「XCP」を収録した米SONY BMGの音楽CD購入者に対し、同一タイトルのXCP未収録盤との無償交換を12月12日より開始したと発表した。 この問題は、米SONY BMGが販売したXCP搭載音楽CDにおいて、Windows PC上で利用するとセキュリティ上の問題を引き起こすことが明らかになり、同DRM技術を悪用した複数のウイルスが発生したというもの。 米Sony BMGはこれを受けて、回収交換を実施。SMJIも11月18日に、米国と同様に回収交換を行なう方針を発表しており、12日より開始された。交換対象商品は42タイトルで、同社の専用ページに一覧が掲載されている。しかし、XCP未収録盤がまだ用意されていないタイトルもあり、商品交換状況が「交換中」もしくは「準備中」で示されている。 交換方法は、ゆうぱっく、ヤマト運輸、佐川急便のいずれかでCDを着払いで送付。XCP未収録盤が返送されるというもの。なお、SMJIによれば「“準備中”のタイトルは、発売元に交換品の調達時期を確認しているもので、“交換中”となってから商品を送付すると、短期間で交換品を返送できる」という。送付先や詳しい交換方法は専用ページに記載されている。
また、SMJIが輸入販売した特約店に対しては、該当するCDの販売中止と店頭在庫の回収を依頼しているという。
□SMJIのホームページ
(2005年12月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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