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STマイクロエレクトロニクス株式会社は15日、MPEG-4 AVC(H.264)に加え、Windows Media Video 9(VC-1)のデコードに対応したシングルチップデコーダ「STB7109」を開発したと発表した。STBや次世代DVDレコーダ/プレーヤーなどでの利用を想定しており、サンプル出荷は既に開始。量産は2006年第1四半期を予定している。 2005年1月に出荷を開始した、シングルチップでMPEG-4 AVCとVC-1のデコードに対応した「STB7100」の機能強化タイプ。MPEG-2のデコードにも対応している。高速なEthernetインターフェイスが組み込まれるほか、2台の高解像度ディスプレイをサポートするための専用インターフェイスも搭載。2台の表示デバイスを追加部品無しに相互接続できるという。 また、オプションでシリアルATAとUSB 2.0(ホスト)のインターフェイスも加えることができる。CPUとして400MIPSの処理能力を持った「ST40」を搭載し、OSはWindows CE、Linux、OS21に対応している。
セキュリティ面では、同社の第4世代セキュリティ技術が組み込まれており、Windows Media DRM10、およびSecure Video Processor(SVP)規格をサポート。HDMI端子やHDCPインターフェイス搭載機器でも利用できる。パッケージはPBGA。
□STマイクロエレクトロニクスのホームページ
(2005年12月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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