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株式会社ノジマは22日、タワーレコード株式会社の子会社である音楽/映像ソフト販売事業、株式会社ウェィヴ(WAVE)の発行済み株式を全て譲り受け、子会社化すると発表した。 WAVEは1都13県の31店舗で映像/音楽のCD/DVDソフトを販売。ノジマは、WAVEの発行済み全株式34,000株を保有するタワーレコードから全てを譲り受けるという基本合意契約書を締結した。子会社化の時期は未定だが、「今期中にノジマの連結子会社になる予定はない」としている。また、ノジマが11月7日に発表した2006年3月期の業績予想にも変更はないという。 買収の理由としては、「WAVEに来店する20~30代の顧客層が、ノジマの顧客層と共通する部分が多い」ことを挙げ、WAVEの顧客に対しては、「ノジマの得意分野である携帯電話などモバイル機器や、音楽配信分野との関連で、半導体オーディオ、ブロードバンドサービスを提供できる」としている。また、ノジマの顧客には「WAVEのCD/DVDソフトで専門店としての深みのあるサービスを提供可能」としている。 さらに、ノジマの子会社でインターネット通販の「い~でじ!」においてDVDやデジタル製品を販売するイーネット・ジャパン(ENJ)では、新たにCDを加えることで品揃えを強化し、同時にインターネット通販を行なっていないWAVEには新たな販売機会やノウハウを提供するといった「シナジー効果を十二分に期待できる」という。
□ノジマのホームページ (2005年12月22日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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