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ソニー、デジタル放送/DLNA対応の新「ルームリンク」
-VAIOで録画したコピーワンス番組の再生に対応


近日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、1080iの再生に対応したネットワークメディアプレーヤー「ルームリンク」の新モデルとして、DTCP-IP伝送されたデジタル放送の録画コンテンツやWindows Media DRM10の再生に対応した「VGP-MR200」を発売する。発売日は近日としており、1月14日より順次発売されるVAIOの春モデルと同時期の発売となる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後の見込み。

 VAIOやDLNA対応サーバー製品内にあるビデオ/オーディオファイルが再生可能なネットワークメディアプレーヤー。1080iの再生に対応するほか、新たにVAIOで録画したデジタル放送のDTCP-IP伝送、再生に対応。VAIO Media Ver.5.0との連携により、録画されたコピーワンス番組をネットワーク経由で再生できるようになった。なお、DLNAガイドラインにも認定予定としている。

 また、従来はWMVをMPEG-2に変換して再生していたが、WMVのネイティブ再生に対応した。Windows Media DRM10の再生も新たにサポート。サーバーとして利用可能な機器は、VAIO Media Ver.2.0プリインストールモデル以降のVAIOや、DLNAガイドライン対応機器。デジタル放送録画ソフト「Station TV Digital for VAIO」で録画されたMPEG-2の再生も可能。WMV/WMA再生時にはWindows XP SP2とWindows Media Connectが必要となる。

 デコーダチップはSigma Designsの「EM8620L」で、OSはμCLinuxを採用。サーバーソフトはVAIO Media 4.1。ファームウェアは、デジオンの「DiXiM」をベースに開発された。MPEG-1/2、WMV、DivXの再生に対応するが、DivXはサポート外。音声ファイルはATRAC3、ATRAC3plus、WAV、MP3、WMAに対応する。静止画はJPEG/GIF/PNG/TIFF/BMPをサポートする。

 Ethernet端子のほか、IEEE 802.11b/g対応の無線LANを内蔵。出力端子はD3端子と、S映像、コンポジット、光デジタル音声出力、アナログ音声出力を装備する。外形寸法は215×145.5×33.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は800g。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?PD=23391
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(2006年1月6日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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