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4GB以上の容量を実現するSDカード上位規格「SDHC」
−6MB/Sec転送でHD映像転送対応


会期:1月5日〜8日(現地時間)

会場:Las Vegas Convention Center
    Sands Expo
    Las Vegas Hilton Hotel
    Alexis Park Hotel


 SDメモリーカードの規格策定を行なう「SD Card Association(SCA)」は4日(現地時間)、4GB以上の容量を実現するSDカード上位規格「SDHCメモリーカード」の規格化が2006年初頭に完了することを発表した。

SDHCメモリーカードの解説

 2006 International CES会場ではSCAがブースを出展し、SDHCをアピールしている。SDHCは4GB以上の容量を実現するSDメモリーカードの上位規格。従来のSDメモリーカードの最大容量は2GBとなっていたが、SDHCでは4GB以上の容量を実現可能となる。まずは、2006年前半の4GBからスタートし、2008〜10年には最大32GBの実現を目指す。

 容量の拡大に加え、転送速度も高速化。6MB/Sec(48Mbps)以上での高速転送が可能となる。HD映像記録に対応したプロ/業務向けのビデオカメラや、高解像度画像を扱うプロ用のデジタルカメラなどでの大容量化/高速化の要望に応えるために規格化された。


SandiskによるSD HCメモリーカード SD HCのロードマップ

転送速度の最低保障値を“クラス”として定義した

 新たに転送速度の最低保障値を“クラス”として定義。Class 6は6MB/Secの転送速度を保証、Class 4は4MB/Sec(32Mbps)、Class 2は2MB/Sec(16Mbps)となる。SDHC対応機器であれば、SDHCメディアを認識して利用できるが、例えばClass 6対応のデジタルカメラで、Class2のメディアを利用しても転送実行値はClass2相当となる。

 HD映像ストリーム記録にはClass6を、SD解像度の機器にはClass2など、要求される転送速度に応じてクラスを選び、それに準拠して機器を開発することでSDHCメディア内での互換性も維持できる。

 SDHCでの最大の変更点はファイルシステムを従来SDメモリーカードのFAT16から、FAT32に変更したこと。FAT32への変更により、ホストコントローラもSDHC対応が必要となり、従来のSDメモリーカード対応機器でSDHCメディアを利用することはできない。ただし、SDHC機器では従来のSDカードも利用できる。

 なお、一部のメーカーからは4GBのSDメモリーカードも発売されているが、「従来のSD規格上では4GBは認められていない。SCAから見れば規格外の製品」という。

 SDHCは、ハイビジョンカムコーダやデジタルカメラ、PC、プラズマテレビ、携帯電話などでの採用を予定。対応機器の発売は「6〜8月頃。PC向けは少し早くなるかもしれない」という。

 SDAではSDHC用のアプリケーションフォーマットとして、SD-Video/SD-Audio/SD-Bindingを用意。SD-VideoではH.264によるテレビ番組録画や携帯電話への持ち出しなどを想定、SD-Audioは携帯電話やポータブルオーディオプレーヤーで利用可能で、CPRMで著作権保護を行なう。SD-Bindingは携帯電話キャリア向けのコンテンツダウンロード用保護機構となる。

□SD Card Association のホームページ(英文)
http://www.sdcard.org/

(2006年1月9日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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