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NTTドコモは17日、FOMAの新モデル「702iシリーズ」の開発を発表した。ラインナップは「SH702iD」、「N702iD」、「F702iD」、「D702i」、「P702i」の5機種。この内、miniSDカードスロットを備え、SD-Audioの再生に対応したモデルはシャープ製端末の「SH702iD」と、NEC製の「N702iD」、松下電器製「P702i」の3モデル。なお、発売時期や価格は未定。 SH702iD、N702iD、F702iDの3機種はクリエイターとメーカー、ドコモのコラボレーションによって製品化された。クリエイターとしてはSH702iDに松永真氏、N702iDに佐藤可士和氏、F702iDにCDLの平野敬子氏と工藤青石氏がそれぞれ参加している。
■SH702iD FOMAで最小・最軽量を実現したというシャープ製端末。外形寸法は94×45×19.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は89g。約2インチ、解像度240×320ドットのCGシリコン液晶を採用。262,144色表示が行なえる。
簡素でシンプルなデザインが特徴で、オリジナルデザインのフォントなどを、内蔵コンテンツやボタンに使用。8色、8パターンに点灯する「ライブルミ」機能なども利用できる。 外部メモリとしてminiSDカードが利用可能。SD-Audio形式(AAC)の音楽ファイルが再生でき、端末を閉じたまま音楽機能を利用するためのサイドキーも装備。メールやiモードを利用しながら音楽を聴くこともできる。また、楽曲の検索機能も充実。タイトルやアーティスト名から簡単に検索できるという。 連続待受時間は静止時で約420時間、移動時で約330時間。連続通話時間は約130分(テレビ電話は約80分)。ボディカラーはピアノブラック、ナチュラルホワイト、ブリティッシュグリーンの3色を用意する。
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■N702iD 「極限まで無駄をそぎ落とした」というNEC製の端末。フラット&スクエアを追求したデザインで、オリジナルの英数字フォントを採用。コンテンツのデザインや着信音のセレクトまで、「世界観をトータルにコーディネイトした」という。
メイン用に約2.3インチ、解像度240×345ドットの液晶を採用。サブ用には2.1インチ、300×30ドットの有機ELディスプレイ(1色表示)を装備する。外形寸法は98×48×18.7mm(縦×横×厚さ)。重量は約112g。 miniSDカードスロットを備え、SD-Audioの再生に対応。イコライザや音響効果変更機能なども搭載。背面のサブ液晶ディスプレイに曲名やアーティスト名をテロップ表示することもできる。 連続待受時間は静止時で約560時間、移動時で約400時間。連続通話時間は約140分(テレビ電話は約90分)。カラーリングはレッド、ブラック、シルバー、ホワイトの4色を用意する。
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■P702i 使いやすさにこだわったという松下電器製の端末。メインディスプレイは約2.2インチ、240×320ドットのTFT液晶。サブには約0.9インチ、96×25ドットのモノクロSTN液晶を搭載。外形寸法は102×49×22mm(縦×横×厚さ)。重量は約98g。
難しい機能を省き、簡単なメニューを採用したのが特徴。携帯電話の操作が苦手な人のために、大きな文字やアニメーション表示を活用し、やさしいメニュー画面にすることもできる。 また、ワンプッシュえ端末を開き、そのまま通話やメールの確認ができる「ワンプッシュオープン」機能も搭載。さらに、最大5人までのグループ通話が行なえる新サービス「プッシュトーク」にも対応している。
miniSDカードスロットを備え、1GBまでのカードが利用可能。SD-Audioの再生に対応し、約420分の連続再生が行なえるという。連続待受時間は静止時で約500時間、移動時で約350時間。連続通話時間は約150分(テレビ電話は約100分)。カラーリングはシルバー、ビター、ピンクの3色を用意する。
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□NTTドコモのホームページ
(2006年1月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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