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仏Thomsonは17日、2005年12月6日より実施しているカノープス株式会社に対する公開買い付け(TOB)が成功裏に終了し、カノープスの発行済み株式の94.31%を取得したと発表した。 Thomsonでは、傘下のグラスバレーによる放送/ネットワーク事業の強化を目指し、カノープスの買収を決定。カノープスの山田広司会長や親族が保有する発行済み株式の約33.3%を山田氏らから取得することで合意。さらに、2005年12月より公開買い付けを開始していた。 今回その買い付けが終了し、発行済み株式の約60.98%を取得。買い付け価格は一株当たり148,000円となった。山田会長から譲受予定の33.33%の株式とあわせ、持ち株比率は94.31%となる。 なお、Thomsonでは引き続き「カノープス株式の100%取得を目指していく」としているが、カノープスではThomsonの100%取得意向を受け、「具体的な方針は決まっていない」とコメントしている。
(2006年1月17日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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