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言葉の壁を越えて、20GB HDD搭載のムービーカム/PMP
-回転式カメラ内蔵。3.5型液晶で59,800円


2005年12月発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社言葉の壁を越えて(BLW)は、20GB HDDを内蔵し、MPEG-4カメラとして動画撮影も可能なポータブルメディアプレーヤー/ビデオカメラ「SORELL SV-15」を2005年12月に発売した。価格はオープンプライス。実売59,800円で、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ジャパネットたかたなどで取り扱っている。

 東芝製の20GB HDDを内蔵。液晶ディスプレイは3.5型、解像度320×240ドット。製造は韓国のS-CAM社で、BLWが国内の総輸入販売を担当している。なお、S-CAMは韓国Samsungのカムコーダ部門から独立したメーカーで、Samsungとの資本関係はないが、同社にOEM供給などを行なっているという。

 最大の特徴は、回転式カメラを搭載し、MPEG-4(ASF)フォーマットでの動画撮影が行なえること。130万画素のCMOSを搭載し、640×480ドット/15fps、もしくは320×240ドット/30fpsでの撮影が可能。20GB HDDに最大40時間の録画が行なえる。レンズは単焦点だが、4倍のデジタルズームが利用可能。

 同社では「地面に置いたまま上方が撮影できるため、ゴルフの際に芝生などに設置し、レンズを上向きにセット。自分を撮影してスイングチェックができる」と提案している。また、「ポータブルメディアプレーヤーとしてではなく、新機軸のHDDムービーカメラとして提案していきたい」という。

回転式のカメラを内蔵 地面に置いても上方が撮影できる 録画開始ボタンは本体上部に用意。マイクも内蔵している

 ポータブルメディアプレーヤーとしての機能も搭載。再生可能な動画ファイルはMPEG-1/2、AVI、ASF、WMV9、Xvid、DivX 3.x/4.x/5.x。最大720×480ドット、30fpsのファイルも再生できる。さらに、専用ケーブルを介して、コンポジットとアナログ音声入出力も用意。動画をテレビなどに720×480ドットで表示できるほか、外部機器から本体のみでMPEG-4形式の録画が行なえる。録画解像度は640×480/320×480ドットで、どちらも30fps。

 音楽再生対応フォーマットはAC3(ドルビーデジタル)、MP3、WMA。ID3タグもサポートし、対応ビットレートはMP3が8~320kbps、WMA(VBR)が32~192kbps、MPEG-1/2が~192kbpsで48kHzまで対応する。録音も可能で、MP3形式の128kbps/44.1kHzでエンコードできる。

専用ケーブルを介して、コンポジットとアナログ音声の入出力を装備 USB 2.0端子やイヤフォン端子も備える コントロール部にはレバータイプのボタンを採用

 動画だけでなく静止画も撮影可能で、1,280×1,024/640×480/320×240ドットのJPEGで撮影可能。10枚までの連写撮影も行なえる。さらに、テキスト表示機能や、FMラジオ受信/録音機能も用意。ラジオや音楽ファイルをBGMとして再生しながら、テキストファイルを読むこともできる。

 PCとの接続はUSB 2.0で、ストレージクラスに対応。専用ソフトを使わずに動画/音楽ファイルが転送できる。電源は内蔵のリチウムポリマ充電池で、連続動画再生時間は約7時間。音楽再生は約13時間。ラジオ受信は約21時間。充電は付属のACアダプタで行ない、充電所要時間は約5時間。

 外形寸法は116×23×78mm(幅×奥行き×高さ)。充電池を含んだ重量は220g。イヤフォンやAVケーブル、USBケーブル、電源入力端子付きのクレードルスタンドなどが付属。さらに、簡易スタンドにもなるキャリングケースも同梱する。

メインメニュー 付属のキャリングケースは簡易スタンドにもなる

□言葉の壁を越えてのホームページ
http://www.blw.co.jp/index.htm
□製品情報ページ
http://www.blw.co.jp/sorell/index.htm

(2006年1月25日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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