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ビクター、デジタルチューナ搭載のHDD/DVDレコーダ
-電源OFFから1秒で録画。HDV入力/編集も可能


DR-HD400
2月上旬発売

標準価格:オープンプライス


 日本ビクター株式会社は、地上/BS/110度CSデジタルチューナを搭載したHDDとDVDのハイブリッドレコーダ2機種を2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は400GB HDDの「DR-HD400」が17万円前後、250GBの「DR-HD250」が15万円前後の見込み。

 なお、従来のシリーズ名「快録LUPIN」は省かれており、リモコンデザインからシャープからのOEMと思われる。

DR-HD250

 HDD容量以外の主な仕様は共通。地上/BS/110度CSデジタルチューナと、アナログVHF/UHF/CATVチューナを搭載。HDDにデジタル放送をTS録画できる。エンコード録画モードはXP/SP/LP/EPの4モードを備え、65ステップのマニュアル設定も可能。音声はドルビーデジタルで録音され、XPモードのみリニアPCMとなる。

 DVDドライブはDVD-R/RWの書き込みに対応。再生はDVD+R/RWもサポートし、CD-R/RWに保存したJPEGの再生も行なえる。また、コピーワンスコンテンツをCPRMに対応したDVD-R/RWメディアにムーブすることもできる。

 HDMI出力端子を備え、音声伝送も可能。DVDビデオの映像のアップコンバート出力もサポートしている。480pの映像用に10bit/54MHz、HD映像用には10bit/74.25MHzのDACを搭載。音声用には24bit/192kHzのDACを内蔵する。

 さらに、i.LINKも前面と背面に1系統ずつ装備。HDDに保存したコピーワンスコンテンツをD-VHSなどにムーブできるほか、DV/HDVカムからの入力もサポート。1080i/720pのHDV映像をHDDに録画可能。カット編集やチャプタ編集が行なえる。

 録画予約にはEPGを使用。地上アナログ用のEPG(Gガイド)やGコード予約機能も備える。スポーツ延長や連続ドラマ対応機能も搭載。

 ほかにも、電源OFFから約1秒でEPGの表示や、録画/再生などが行なえる「快速スタート」機能も搭載。ただし、「快速スタート」機能をONにした場合、内部回路を半起動状態にしておくため、待機時の消費電力が大きくなる。DR-HD400の場合、OFF時の消費電力は0.9W、快速ON時の消費電力は37W。なお、動作時の消費電力は45W。

 ほかにも、操作のアドバイスを画面に表示する「お助けガイド」や、HDDからDVD、D-VHSのダビング/ムーブ処理を予約できる「ダビング予約」なども利用できる。

 入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統、出力はHDMI、D4、S映像、コンポジット、光デジタル音声を各1系統。アナログ音声を2系統用意。モデムとEthernet端子も備えている。外形寸法は430×335×68mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量はHD400が5.1kg、HD250が5kg。

□日本ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2006/dr-hd400.html
□製品情報のページ
http://www.victor.co.jp/dvd/index_hd.html
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050929/sharp.htm

(2006年1月27日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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