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株式会社RfStreamは、世界各国の地上デジタル放送と地上アナログ放送の受信に対応した小型のシリコンチューナモジュール「TW-1000シリーズ」を開発、2月よりサンプル出荷を開始する。 「TA-1000シリーズ」は、ソフトウェアでのゲイン設定やフィルター特性設定により、各国のデジタル/アナログ放送に最適化して受信可能なチューナモジュール。車載機器や、薄型テレビ、ポータブルDVDプレーヤーなどでの採用を見込んでいる。 対応するデジタル放送形式は、日本のISDB-T(フルセグメント、ワンセグ、デジタルラジオ1/3セグメント)、米国のATSC、欧州のDVB-T,C、韓国のKDMB-T。地上アナログはNTSC/PAL/SECAMに対応する。 デジタルIF出力はDirectIF出力に加え、LowIFの出力を備えている。第1弾製品としてRF機能に特化してモジュール化した「TW-1000ST」を製品化。2月よりサンプル出荷する。さらに、LNA(Low Noise Amplifier)内蔵モデルや、OFDM内蔵モジュールなども順次開発していくという。 TW-1000STの外形寸法は16×16×2.05mm。消費電力はデジタル/アナログ放送受信時で210mW。同社のノートPC用地上アナログチューナ「TW-0500ST」と比べて、約25%の小型化、軽量化を達成しているという。 RfStreamは、ピクセラや富士通、日立メディアエレクトロニクス、エフエム東京らが出資。シリコンチューナモジュールを主力商品とし、半導体回路設計やソフトウェア開発を手がけている。 □RfStreamのホームページ (2006年2月10日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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