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任天堂、ニンテンドーDS用のワンセグ受信カードを年内発売
-上の画面で視聴、下のタッチ画面で選局


2月15日発表


 任天堂株式会社は15日、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」に関する発表会「ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春」を開催。その中で、ワンセグ放送の受信を可能とする受信カードを発売すると発表した。発売は年内を予定しており、価格は未定。

 製品名も決定していないが、カンファレンスでは「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」と紹介。ロッドアンテナを備えており、接続することでニンテンドーDSでワンセグ放送が受信できるようになる。

ワンセグチューナはカードタイプ。DSカセット用のスロットに接続する

ニンテンドーDS Liteとワンセグ受信カードのモックアップを組み合わせたところ

写真のカードはモックアップ

 なお、会場では試作機を使った動作デモも実施された。試作機は本体下側のゲームボーイアドバンス用のスロットに接続するタイプだったが、実際の製品は上側のDS用スロットに接続するカードタイプになる。

 カードとロッドは形状的に、液晶の裏側にはみ出すようになるが、プレゼンテーションを行なった岩田聡代表取締役社長は「ワンセグテレビを視聴する際は、ずっと手に持っているよりも、何かの台の上に置いて見ることが多いと思われる。その場合、この形状が一番アンテナが邪魔にならない、合理的なフォルム」と説明した。

 録画機能の有無など、細かい仕様は明らかにされていないが、下側のディスプレイを使ってチャンネル選択を行なうという。なお、公開された画像では、同画面に受信エリア設定や番組情報表示ボタン、放送の静止画メモ記録機能と思われるボタンも見える。

下側のディスプレイを使ってチャンネル選択を行なう。受信エリア設定や番組情報表示ボタン、放送の静止画メモ記録機能と思われるボタンも見える 会場で展示された実働デモ 「ニンテンドーDS Lite」と「ニンテンドーDS」の比較

ニンテンドーDSブラウザー(仮称)

 なお、カンファレンスではWebブラウザ「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」を6月に発売することを明らかにされた。予定価格は3,800円。また、ジャストシステムがニンテンドーDSブラウザー向けにATOKを提供することも明らかにされた。

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□ニンテンドーDSのホームページ
http://www.nintendo.co.jp/ds/index.html
□カンファレンスの資料
http://www.nintendo.co.jp/ds/dsconference2006s/index.html?link=dstopics
□関連記事
【2006年2月15日】任天堂、ニンテンドーDS向けATOK搭載Webブラウザを6月に3,800円で発売
(BroadBand Watch)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/12835.html
【2006年2月15日】任天堂、「ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春」開催
WEBブラウザや「DS地上波デジタル放送 受信カード (仮称)」も発表 (GAME Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060215/nin1.htm

(2006年2月15日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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