TI、H.264/WMV録画可能な携帯電話プラットフォーム －720×480ドット/30fpsの録画再生に対応した「OMAP3」

2月15日発表

　日本テキサス・インスツルメンツは15日、携帯電話向けプラットフォーム「OMAP3」を発表した。OMAP3に基づく初のプロセッサ「OMAP3430」は、65nmプロセスにより製造され、2006年中旬よりサンプル出荷を開始、2007年より量産開始する。

　「OMAP 3」は、従来のOMAP 2で利用されるARM11コアの約3倍以上の処理能力を持つ、ARM Cortexコアを採用。ビデオ/オーディオアクセラレータの「IVA 2+」などを組み合わせることで、電力効率を維持しながら、高品位なビデオ/オーディオ再生などを利用可能とした。

　HD品質の映像再生に加え、720×480ドット/30fpsでH.264/MPEG-4/WMV/Real Videoのエンコード/デコードが行なえ、「携帯電話でDVDビデオカメラ並の録画が行なえる」という。

　最高12メガピクセルまでのJPEG静止画撮影機能や、USB 2.0のOTG機能(USB HOST)も内蔵。HDDなどの外部ストレージの接続機能も備えている。

□TIのホームページ
"http://www.tij.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
hhttp://www.tij.co.jp/news/sc/2006/scj_06_016.htm
□製品情報
http://www.ti.com/omap3

(2006年2月15日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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