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松下電器産業株式会社は、デジタル家電プラットフォーム「UniPhier」を利用したデジタルテレビ向けのシステムLSI「MN2WS0030」を開発。3月よりサンプル出荷を開始する。 HDTV用MPEG-2の2チャンネルAVデコードやH.264/MPEG-4 AVCのデコードに対応したシステムLSI。ソフトウェアのみの変更で、ハイビジョン放送の2チャンネル同時視聴や、SD品質での録画録画が可能となるほか、高速かつ3D/曲面表示に対応した描画機能を搭載し、自然な表示のGUIやEPG画面を実現できるという。 日本のデジタル放送のほか、米国のケーブル/地上デジタル放送、欧州のデジタル放送にも対応。グローバル対応のデジタルテレビを容易に実現できるという。最大5系統の複数ストリームを同時処理可能で、裏番組録画やHDDやDVDへの高速ダビングなどへも対応できる。 32bitのメインプロセッサは2CPU構成で、動作周波数は300MHz。パラレルATA×2や、ICカード、SDカードなどのインターフェイスを装備する。パッケージは953ピンのHS-BGA。 □松下電器のホームページ ( 2006年3月2日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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