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■ iriverはH.264対応メディアプレーヤーなどを出展 iriverは、薄型のマルチメディアプレーヤー「V10」を発表。4/6GBのフラッシュメモリを内蔵したプレーヤーで3型480×272ドットのワイド液晶を搭載。メインCPUにはTI DM320、OSはWindows CEを採用している。 MPEG-4やH.264、WMV9、DivXなどのビデオファイルや、MP3/WMA/OGGなどのオーディオ再生に対応。スピーカーも内蔵する。また、韓国のモバイル向けテレビ放送DMBにも対応し、アンテナも内蔵。テキストビューワやFMラジオ、ビデオ録画機能なども搭載する。今春以降の発売を予定しているが、価格は未定。
また、コミュニケーション機能を備えたG20も発表。800×480ドットの4型液晶と、キーボードを搭載し、オーディオ/ビデオプレーヤーのほか、PDAやコミュニケーション機能も内蔵する。 6GBのフラッシュメモリを内蔵し、MP3やWMA、AAC、WAVなどの音楽ファイルや、MPEG-4やH.264、WMV、DivXの再生に対応。無線LAN(IEEE 802.11e)やBluetoothに加え、韓国で推進されるMobile WiMAX(WiBro)にも対応し、同社らが提供するVODなどのネットサービスと連携するという。 チャットなどのコミュニケーション機能についても強化し、Windows XPをベースとし、メディア機能やコミュニケーションに特化したモバイルPCも9月を目処に開発中という。
■ 各社のビデオプレーヤーも登場。モバイルテレビ対応製品も
各社のブースでモバイルビデオプレーヤーが展示されている。いずれもMPEG-4系のビデオコーデックの再生に対応し、3型程度の液晶を搭載したビデオ/オーディオプレーヤーとして利用できるが、今年の展示で多く見受けられたのがテレビ対応の端末。 欧州で導入が開始されている地上デジタル放送の「DVB-T」や、その携帯電話/モバイル版「DVB-H」用のチューナ内蔵したビデオプレーヤーやDVDプレーヤー、携帯電話などが多数登場。また、韓国メーカーからは韓国で放送開始されている「DMB」の対応端末も多数出展されている。なお、日本のワンセグ(ISDB-T)対応製品はほとんど出展されていない。
■ Samsungは8GB HDD搭載携帯電話など
また、Samsungは8GB HDDを内蔵した携帯電話「SGH-i310」を出展。第2四半期より発売予定で、GSM/GPRS/EDGEに対応し、OSはWindows Mobile 5.0 for SmartPhoneを採用する。 8GBという携帯電話では世界最大容量のHDDを内蔵。主に音楽プレーヤーとしての利用のほか、静止画やカメラ機能で録画したMPEG-4動画の再生も可能。オーディオ形式はMP3/AAC/AAC+/WMA/WAV/OGGに対応する。 液晶ディスプレイは2型240×320ドット。USB 2.0やBluetooth、スピーカーなどを内蔵する。外形寸法は111.9×48.5×19.8mm、重量は120g。
また、SamsungやLGは携帯電話でもDMBなどのモバイルテレビ機能搭載モデルを多数出展。Samsungの1,000万画素カメラ機能搭載「SGH-B600」もDMBに対応する。
■ その他
□CeBIT 2006のホームページ ( 2006年3月12日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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