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Wolfson、液晶TV/DVD機器向けオーディオプロセッサ
-7.1chch DACやADCなど6種類の機能を1チップ化


3月13日発表


 Wolfson Microelectronicsは13日、液晶テレビやAV機器の向けの5.1/7.1ch出力に対応したオーディオプロセッサ「WM8580」と「WM8581」を発表した。いずれも48ピンTQFPパッケージでサンプル出荷を開始している。

 WM8580は6ch、WM8581は8chのDACを搭載する1チップのオーディオコーデックで構成され、いずれも2chのADCを搭載。複数のオーディオパスやフォーマットのルーティング/変換が可能で、液晶テレビやDVDレコーダなどのオーディオ設計を大幅に単純化するという。

 また、周期ジッタ50psのS/PDIFトランシーバを搭載し、入力信号の品質が低下している場合でも、信号源からの受信ができるとしている。

 また、HDMIやメモリカードなどにも対応する2種類のインターフェイスを備え、さまざまな周辺機器へのシームレスなデジタル接続が可能になるという。複数のDAC出力向けに独立したデジタル・ボリュームコントロールを搭載し、アナログ部2.7~5.5V、デジタル部2.7~3.6Vで動作する。

□Wolfsonのホームページ(英文)
(3月13日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.wolfsonmicro.com/

(2006年3月13日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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