クラリオン、車載製品ブランド「Clarion」立ち上げ －ADDZESTからClarionへ統一。近藤真彦も応援

Clarionのロゴマーク

3月14日開催

　クラリオン株式会社は14日、カーオーディオなど車載機器の新しいグローバルブランド「Clarion」の発表会を都内で開催。新たにスポンサー契約を結んだKONDO RACINGの近藤真彦監督や、カーナビ製品のCMソングを歌うジャズシンガーのakikoらが来場した。

泉龍彦取締役社長

　従来はカーナビ/カーオーディオは「ADDZEST(アゼスト)」ブランドとしてリリースされたが、製品名を企業名に統一することにより、ブランドの認知を高めるのが目的。また、2006年発売のモデルより、海外向けの「グローバルクラリオン」ブランド製品を国内でも販売する。

　泉龍彦取締役社長は、ブランド立ち上げに際して新しいロゴとスローガンを発表。従来、「ヒューマン・マシーン・インターフェイス」として掲げてきた「HMI」の“M”に、新たに「Mobile」、「Music」、「Media」と3つの意味を込め、人と音楽と情報をつなぐ役割を担うことを目標としたという。

　具体的には、カー用品ショップなどの「アフターマーケット」と、売上の7割を占めるというカーメーカー向けの「OEM」、「業務用」の3つの連携を強化。相乗効果による売上の拡大を狙う。

初披露されたKONDO RACINGのGT参戦カー

　発表会には、同社がスポンサー契約を結んだKONDO RACINGの近藤真彦監督が来場。カーレースイベント「全日本GT選手権」の「GT500」クラスに2006年より初参戦するチームマシンのフェアレディZも初披露された。

　近藤監督は、「子供の頃から大好きな車のことばかり考えていたので、カーオーディオの音楽も身近だった。今でも自分の歌った曲はレコーディングスタジオでチェックするだけではなく、すぐCDにして車で聴く。車で心地よく聴ける曲はいい曲だと確信できる」と語った。

akikoがCM曲を披露

　そのほか、カーナビ/カーオーディオ製品の新しいCMソング「アラウンド・ザ・ワールド」を歌うジャズシンガーのakikoが登場。ジャズレーベル“ヴァーヴ”で初の日本人女性シンガーとなったakikoがCM曲を含む2曲のライブを披露した。

　akikoが所属するユニバーサルミュージックでは、クラリオンのカーオーディオ製品にakikoの曲をプリインストールすることも計画しており、今後もタイアップを続ける。

□クラリオンのホームページ
http://www.clarion.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.clarion.co.jp/news/060314_5/index.cfm
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060314/clarion1.htm

(2006年3月14日)

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