ソニー、MP3再生にも対応したボイスレコーダ －ドラッグ&ドロップで転送可能。1GBで実売2万円

5月10日発売 標準価格：オープンプライス

ICD-U70 (シルバー)	ICD-U60 (ブルー)	ICD-U60 (ホワイト)

USB端子も内蔵

　ICD-U70とICD-U60の主な仕様の違いはメモリ容量のみで、機能はほぼ同じ。最大の特徴はMP3再生機能を搭載したことで、ビットレート32～320kbpsのMP3ファイルに対応。本体にはUSB端子も内蔵し、ケーブルや専用ソフトウエアがなくてもUSBマスストレージとして認識され、MP3ファイルをPCからドラッグ&ドロップするだけで転送できる。

　録音形式は専用形式のみで、MP3には対応していない。録音モードはLP/SP/HQの3種類。録音可能時間はLPが約502時間45分(ICD-U60は約251時間5分)、SPが約307時間15分(同約153時間25分)、HQが約115時間10分(同約57時間30分)となっている。内蔵マイクはモノラル。

　また、再生スピードを約2倍～半分の間で、21段階で調整可能な「DPC」(デジタルピッチコントロール)機能や、A-Bリピート機能、音の有無にあわせて自動的に録音や一時停止を行なう「デジタルV.O.R」(Voice Operated Recording)も装備。

　英語学習教材の「岩村圭南の1分間イングリッシュ」、「通訳トレーニング入門」、「発音トレーニング」のサンプル音声素材も収録している。

　直径10mmのスピーカーも内蔵し、実用最大出力は35mW。ヘッドホン端子も装備する。電源は単4アルカリ乾電池×1本で、電池持続時間はMP3再生時が約8.5時間(本体スピーカー使用時は約4.5時間) 、録音時はLP:約16.5時間/SP:約16.5時間/HQ:約11時間となっている。

　最大外形寸法は30.0×20.0×99.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約64g(電池含む)。ステレオイヤーレシーバー、ネックストラップ、単4形アルカリ乾電池1本が付属する。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200603/06-0314/
□製品情報
http://www.sony.jp/products/ic-recorder/u70u60.html

(2006年3月14日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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