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TI、DLPシネマの設置数が昨年比3倍増の1,195台に
-「映写技術はフィルムからデジタルへ」


3月14日発表


 テキサス・インスツルメンツは、DLPシネマ映写機の設置台数が、世界全体で1,195台に達したことを発表した。

 DLPシネマは、NECやバルコ、クリスティなどによるDLPプロジェクタを利用したデジタルシネマ上映システムで、設置数は昨年3月時点と比較して、約3倍まで拡大した。映写機の設置台数内訳はアメリカが579台、欧州が342台、アジアが274台。アジアの中で日本での設置台数は51台となっている。

 TIではDLPプロジェクタのほか、DolbyやNEC、QuVIS、ドレミ、GDC、Kodakなどのサーバーメーカーと協力し、現在から将来に及ぶシステムの互換性を確保などの活動も行なっている。同社では設置台数が1,000台を越えたことは、映画業界における映写技術がフィルムからデジタルに大きく移行しつつあることを示している、と説明している。

□TIのホームページ
http://www.tij.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.tij.co.jp/news/sc/2006/scj_06_027.htm

( 2006年3月15日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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